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2008年11月20日18:52:00
特に病気になられた方が、回復して治ろうとする時越えなければならない「ある
山」があります。それは細胞が自力で元気になろうとして動き出す瞬間です。
何度も繰り返しのお話ですが、人の体は細胞でできています。その細胞が元気
でなくなったらやがて病気になります。程度にもよるのですが、細胞が元気を失
った状態では、なかなか細胞自身の自力で元気になることは難しいのです。そ
れで私たちは細胞を元気にするために還元電子治療をつくりました。しかし細
胞の元気が低下した細胞に還元電子治療をすると、すぐには細胞の元気が回
復してきますが、短い時間で再び元気が無くなります。この状態が細胞自身が、
まだ自力で元気になれない姿です。何度も何度も還元電子治療を繰り返し治療
しているうちに、少しずつ細胞の元気な時間が長くなります。そしてある時急に
細胞の元気が長時間続くようになり、今度は体に大きな負担(ストレス)をかけ
なければ、仮に還元電子治療が頻回に行われなくても細胞の元気があります。
この状態が「細胞自身が自力で元気になろうと動き出した姿」です。私は農家
の出です。小さい頃のことをよく思い出します。畑で収穫された穀物(豆類)を
脱穀機にかけてサヤから豆を取り出すのですが、その脱穀機を動かすのに
発動機を使います。発動機と脱穀機をベルトでつないで脱穀機を動かします。
この発動機を動かすのが大変です。プーリーと呼ばれる列車の車輪みたいな
鉄の輪を手で回転させて発動機のエンジンをかけます。大人は腕っ節が強い
のでいとも簡単にエンジンをかけるのですが、子供の私にはプーリーが重すぎ
て何度チャレンジしても十分回転させれないのです。だからエンジンはかかり
ませんでした。このようにして発動機のエンジンをかける時、ある程度手を貸し
てあげなければ自力だけでは動かないのです。病気の細胞も、或いは病気に
なろうとしている細胞もこの発動機と同じなのです。