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2010年12月3日19:16:00
まだ学校に通っていた頃、哲学の授業がありました。
この授業が大変面白くていつまでも先生の話を聞いていたいと思いました。
そこにベッポじいさんというのがでてきます。
道の掃除をするのですが、その道が長くて長くて・・どんなに一生懸命に掃いても掃いても終わりらない長さです。
ベッポじいさんいわく、この仕事にはコツがある。
それは「決して、遠くの方まで見てはいけない」「今、自分が掃いている道だけを見て、一歩一歩掃いていくのだ」というのです。
当時、ああ!これだな!勉強していくコツは・・と思いました。
そして患者さんを診るようになって、患者さんが慌てて病気だけを治したいという時、いつもこれを思いだして、患者さんにじっくりと治療するように諭します。
急いで表向きの病気だけを治しても掃き掃除が足りず、また直ぐ病気になってしまいます。
そうしたらまた最初から体の掃除のやり直しです。いつまでたっても終わらないのです。
病気の根っこを抜くのに・・。
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2010年12月28日17:09:00
人が病気になるには、必ずその根が、根っこがあるはずです。今私たちは
往々にして出来てしまった病気そのものばかりを診てしまいます。
でも出来上がった病気をいくら眺めていても、病気の根は見つかりません。
樹木と同様にもっと深く掘り下げてみないと根っこは見つかりません。
では病気の場合、その根っこはどこにあるのでしょうか。それは紛れも無く
「細胞」です。人の体は脳みそも肝臓も骨も皮膚もすべて細胞です。人が病気
になるのは、この細胞に病気の根がはえて起こります。そして細胞の中で
どんな病気の根がはえているのかというと、細胞が全くご飯を食べていない
ために元気がでないか、山盛りに老廃物を溜めていて元気がでないかのどち
らか、またはその両方が病気の根になっています。たったこれだけのことが
病気の根になってます。
ここまでくればあとは容易に解釈できます。細胞にご飯がこないのは血行が
悪いから。だから血行を良くして細胞の老廃物をかきだせば病気の根っこは
なくなります。それに使うのが「電子」です。電子は決して特別なものではあり
ません。私達が生きる自然界の中では”食べ物と空気”です。それが電子を
もっています。でもときどき電子が足りなくなって病気になります。こんな時
もっと電子を与えればきっと元気な細胞になりますので、電子をいつでも補充
できるようにしたのが、”還元電子治療”です。
まだまだマイナーな治療と思われています。でも私はきっとこの治療なくして
人々の健康は築けないと断定しています。
今年も大勢の先生方、患者さん、関係者のみなさんに支えて頂き心からお礼
を申し上げます。”まことにありがとうございました。”