2015年11月10日13:35:10
No.665
病気になったらコロッと逝ける!そう思っている方がおられます。
確かに急性心筋梗塞だったり、動脈瘤の破裂だったりで、一瞬にして最期
を迎える場合もあります。
しかし、病気全体で考えると、はやり長患いする方が殆どです。
男性の方は、人生の最期10年間は他人のお世話になって過ごします。
また女性の方は、最期の13年間、他人の世話になります。
男女とも健康で生きられるのは、70歳そこそこなのです。
コロッと逝ける人は、健康な方だけです。そして長患いしません。
健康で生きられるためには、自分の体に健康である根拠がなければ
なりません。その根拠が盤石な自己防御力です。
少なくとも、一年に一度は検査を受け、「3.3 以上」になっていることを
確認してください。
尚、お手元に還元電子治療のある方は、毎日実行しましょう。
もちろん、私も毎日実行しています。
2015年11月15日12:57:52
No.666
今日の素晴らしい医療のお陰で、大勢の方が、毎日気分よく元気に過ごす
ことができています。先人の先生方に本当に感謝です。
しかし、もしも高血圧症や糖尿病のお薬がなかったら、もし癌の手術や
お薬の処方がなかったら、どうしましょうか?
少しでも改善したいという気持ちが、とても強くなるでしょうし、体が
しんどくならにように、安静にしたり、食事にも気を配ったりするでしょう。
繰り返しですが、現代の医療はとても素晴らしい医療です。
しかし、決して病気を治癒できません。それは医療技術が劣っているから
ではありません。医療の考え方の違いによるものです。
そもそも病気を治せるのは、自分自身の体調だけなのです。
もし病気になったら、この上ない体調の良さを貯金して、それをもってして
病気を治癒することになります。今の医療はそこへ導くための「つなぎ」
の役目なのです。
そこで改めて、従前の生活スタイルで病気になった分けですから、
自分の体から負荷(心身のストレス・過労)を取り除き、しっかり体を休め、
十分睡眠をとり、食べ物や飲み物、空気の清々しさにも気をつけ、
そして、何が何でも病気を治したいという「モチベーション」をもつことです。
それこそが、病気を治癒するための原点になる考え方です。
つまり病気を治せるかどうかは”自分次第!”ということです。
今日の素晴らしい薬や手術がなかったとしたら、どうやって治そう
とするのか?その観点にたてたら、きっと病気を治すことができます。
2015年11月24日23:00:35
No.667
重い病気になった患者さんに、「日常の活動を休止してください。」とか
「仕事を辞めてください」とか言うことが多いです。
経済的に休むことのできない人も大勢います。しかし病気を治さないと
結局はつまづいてしまいます。何とか対応策をとって治療時間を準備して
ください。健康を取り戻したら、また楽しい人生が待っていますので。
時に経済的に困窮していない方が、こんなことを言います。「家にじっと
していても、飽きてきて、やっぱり適度に仕事したり、サークル活動に参加
していたほうがいいです。」
私は、身体を休めること自体が”治療”だと思っていますので、十分時間
をとって、まさに静養してほしいと考えています。
患者さんに尋ねます。「病気と診断されるまでの間、病気になってきて
いるという自覚はありましたか?」 大抵は「ない!」と答えます。
それまでの生活内容で、結果的に病気になったのですから、いざ病気を
治すときは、従来の生活内容ではダメだということになります。
「こんなことくらい、まったく身体の負担になりませんよ。」と言われます。
しかし、それでは、心を含め、病気を治す状況になっていません。
がらりと負担のない環境に変え、一心不乱に治療に専念すべきです。
病気が治るかどうかの分析は、そのあとのことになります。
2015年11月29日23:04:34
No.668
もし病気と診断されたら、それは下り坂を走る機関車のようなものです。
惰性がついてしまい、なかなか止められない状態です。
例えば糖尿病があって、治療用の薬を飲むと、直ぐ血糖値は下がります。
しかし、それは機関車にブレーキを掛けてスピードを落としただけであり、
機関車は決して止まっていません。したがって糖尿病にからむ症状は、
止まることなく進行します。多くの例で数字をよくするために、段々と薬の量
を増やし、また手足のしびれや、全身の動脈硬化症、白内障、足の壊疽など
も起こってきます。
もし病気を十分に治したいなら、治療のための時間を十分に取ってください。
そして、できるだけ早く病気を完治させて下さい。中途半端に治療しても
病気には惰性がついていて、病気という機関車は動いたままです。
大変でしょうが、治療に集中しましょう。