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2013年5月2日07:11:00
病気が治るまでには、いくつもの波がやって来ます。
病状が減ったり、増えたり~
それを繰り返して病気は治っていきます。
右肩下がりにスーと治っていくことはありません。
もし、ひどい風邪を引いた場合、初めは喉が痛く、寒気があり、熱がでます。
そして、それらの症状がおさまるかたわら、しばらく咳と痰が続き、関節の
痛みもでます。その症状もなくなっていき、最後に、しばらく、全身の
けだるさが残ります。
それと同様に、もし癌になって、それを手術や抗がん剤で消してしまっても
癌は再発・転移という形で病状の波がでます。
それが普通と考えてください。
再発・転移と言われた患者さんは、とてもショックでしょうが、
病気の回復には必ず波があります。
はじめは波の振幅は大きいのですが、段々に小さくなり、病気は治ります。
しかし病状の波が大きいうちは、病気は思うように治りません。
では病気の波は何に左右されるでしょうか?
自分に病気を出さないようにする力、自己防御力です。
自己防御力が弱ければ弱いほど、波の振幅は大きいのです。
もし癌という病気になって、病状の波:再発・転移 が現れても、それは
あることです。ただ確実に治っていくためには、その後の波の振幅を
小さくしなければなりません。
それには自己防御力を最大限に引き上げることです。
そしてそのために、電子補充治療がつくられたのです。
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2013年5月21日00:37:00
”自己防御力診断”
私たちには病気を出さないための力があります。
それを調べて丈夫なら、ずーと丈夫なら病気になりません。
感染症に罹っても、自己防御力が丈夫なら、きっと回復することでしょう。
もし自己防御力が弱くなって病気になれば、対症療法を行います。
この対症療法は自己防御力の回復を早め、時間をかせぐことになります。
しかし中には、自己防御力を更に弱くするものもあります。
その場合には、結果的にもっと病気が出やすくなりますので、自己防御力を
高める強力な治療を必要とします。
残念なことに、自己防御力の低下状態には、一切自覚症状がありません。
それでほとんどの人は、健康だ!と思いこみながら病気になるのです。
健康診断や人間ドックでも、合格だ!と言われながら病気になって行きます。
自己防御力が不合格のままなら、必ず病気の方向に向かっています。
ひとたび病気になると治癒(治しきること)できない場合もあります。
ですから、無症状であっても年1回以上、自己防御力診断を受けられ、
もし結果が悪いならすぐ修正してください。
そうしたら病気になりません。必ず満足した人生になることでしょう。
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2013年5月27日19:40:00
何も自覚症状がなければ、自分は健康そのものと思い込んでいます。
そして急に脳梗塞を起こしたら、さっきまで健康で、急に病気になった!
そう思っている人がいます。かなり多いのですが・・・
実際は、そんな病気は一つもありません。
病気が起こるからには、何年も、いいえ何十年もかかっています。
長い長い期間をかけて病気の準備があるのです。
ひとたび病気が出てしまうと、必ずしも完治できるとは言えません。
そうすると、はじめから病気にならなければよいのです。
それには、何も自覚症状がないときでも健康だと思い込まないで、
病気の準備状態にあるのかどうかを見極めて下さい。
その検査法を「自己防御力診断」と言います。
自分を健康に導けるのは、やはり自分しかいません。
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2013年5月30日23:41:00
人の体は細胞でできています。ですから病気になる場所は細胞です。
本当は細胞が元気度、満点なら病気はありません。
しかし、来る日も来る日も心身ともに酷使しています。ストレスと過労で・・
結局、細胞に負担をかけ過ぎているために、細胞の元気(新陳代謝)は悪く
なり、病気になっていきます。
その時細胞たちが容易に病気の細胞に変化しないように、また病気の細胞
が増えないようにしているのが「免疫力」です。
免疫力は免疫機能のバランスを意味していますが、その中心的役割が
免疫細胞たちです。
普段、体がしんどい、だるい、重いなどと感じるのは「炎症」があるため
ですが、これには免疫機能の低下が付きまとっています。
それで免疫機能を盤石に整えると、やがてしんどさは消失します。
最初は漢方やきのこ類、ビタミンを使って免疫力を高めようとしました。
それもよいのですが、何か足りない。
私は細胞の元気の基本は、細胞がご飯を食べることからと考えています。
そこから細胞内検査法も出来上がったのですが・・・
もう12年くらい前になりますが、免疫機能をあげる物質を片っ端から調べて
いました。その中の文献の一つを読み、とても驚いたのです。
”免疫細胞のエネルギー源は主にグルタミンである”
そうか、免疫細胞も細胞ゆえ、ご飯を食べないと元気にはなれない、
それはあまりにも当然のことでした。
その論文を書いたのは大手小麦原料メーカーの研究員でした。
現在は大学の先生になられました。
実はグルタミンは小麦に多く含有されているのでした。
それまでの免疫を刺激する物質の投与から、免疫のエネルギー源となる
物質の投与にプライオリティを変更しました。
早速小麦原料メーカーさんに連絡して、原末をわけて頂きました。
それから数年に亘りグルタミンの研究に没頭しました。
それは正直驚くべき結果でした。世の中のこんな貴重な物質があったのか!
いまでは免疫機能の改善に、グルタミン供給なしには考えられません。
私は自分自身が普段からグルタミンを服用しているので、おそらく免疫機能
がすこぶる安定しているのでしょう。
私の医療の中では、グルタミン投与は、
*常に免疫機能を落としたくないと考える場合、
*傷負けをし易い場合、
*免疫療法を実行する場合、
*抗がん剤投与または放射線治療をしている場合、
*手術を予定する場合、
でもグルタミンは筋肉タンパク質の大部分をしめます。
ですから免疫細胞との奪い合いになりますので、運動している方は特に
グルタミンの摂取が大切です。
またグルタミンは私どもの研究から肝機能の改善に有効でした。(論文掲載)
最後に注意が一つあります。
”グルタミンはグルタミン酸とは異なります。”