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2008年11月15日17:47:00
本日は年1回の当診療所の院内試験の日でした。仕事を終えまして午後
4時半から5時半までの1時間の試験時間です。私共の診療の特徴は「人
の病気は細胞で起こる」、だから細胞を診る検査をしています。それを新
陳代謝評価スケールと言います。そして細胞の元気がなければ細胞に元
気を与える治療をします。それが還元電子治療です。当然試験問題にも
細胞の検査と細胞の治療について出題されているのですが、試験となると
ついつい難しく考えすぎて、むしろ不正解になる人もおります。しかし私た
ちの検査と治療は他に行われていない独自のものでありますので、スタ
ッフの皆さんは十分理解しておく必要があります。そして日常の患者さんの
診療に際して簡単かつ明解に説明出来るようになり、患者さんの病気の
予防と治療に精一杯努力していかなければなりません。本日の試験問題
でとても難しいと思われたのは細胞の中でエネルギーをつくる際、活性酸
素が発生しやすい部位を問われた設問でしょう。活性酸素の発生は酸素
の存在が起点になっておりますが、ミトコンドリアにおいて電子を受け渡し
していく過程でいくらかの活性酸素が発生します。活性酸素を消去する力
が弱いと細胞が酸化し、機能低下して細胞が消滅するか変異した細胞に
変わることもあります。還元電子治療は低下した活性酸素消去能を細胞
内にて著しく高めます。これが細胞を元気にさせる理由です。