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2008年11月2日17:53:00
風邪引きがとてもはやってきました。今は喉の風邪がとても多いです。患者さん
にはうがいをして、体を暖かくして、ご飯を食べて、薬を飲んで、寝ましょうと言っ
てます。風邪を引いた患者さんのお話を聞いていると、中には一週間もお薬を
飲んでいるのに治らないという人がいます。もちろん仕事を休むなどとしてゆっ
くり休養をとるべきところをとっていないのが原因です。でもどうしてそんなに
ひつこい風邪なのか、多くの患者さんは不思議に思っています。私はそんなとき
こう言います。「あなたの喉の風邪が治らないのは、あなたの首や肩の筋肉の
こりがひどいためです。」実際長く風邪引きの患者さんをみてきてそう思います。
季節が変わって昼間は暖かいのに朝夕は冷えるという変化、あるいは朝夕の
気圧の変動があって筋肉のこりが起こりやすくなるのだと思います。こりが起こ
れば、喉を含めて首から頭へかけての血行が悪くなります。血行が悪いと血液
の中を移動している免疫細胞の元気が低下します。免疫が低下すれば、なかな
か風邪のウイルスを退治できません。血行が悪くなってなぜ免疫が下がるかと
言いますと、血行障害の原因になっている筋肉のこりは、乳酸という疲労物質が
筋肉に溜まっていて、その乳酸は免疫機能を低下させるのです。さて、還元電子
治療は筋肉に電子を与えます。すると、乳酸の持つ酸性の性質が中和して乳酸
が少なくなります。すると筋肉が緩んで血行も良くなり、免疫も良くなります。
そんなことから、喉の風邪引きにも、還元電子治療はとても活躍します。