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2013年9月16日16:47:00
「病気には必ず根っこがある。
根が残っているうちは何度でも病気になる。
それゆえ、どうしても病気の根を取り除く必要がある。」
それが私の医療です。
やや言い過ぎかも知れませんが・・・、病気の改善を目指すのではなく、病気の
治癒(ちゆ)を目指して努力していきたいと思います。
実際、沢山の方に、この考え方を取り入れて頂きました。
そして、とても喜んで頂いています。”元気になられて~”
ところで、
世の中の主流になっている”現代の医療”は本当に素晴らしい医療です。
風邪の症状もよく治る。高血圧症もよくなる。糖尿病の数値もよく改善する。
そして癌もよく消える。
あとは根っこ、病気の根さえ取り除いてしまえば、すっかり良くなります。
きっと治癒(ちゆ)します。
病気を治癒できるのは、その人の力しかありません。
そのことはお医者さんだけでなく、みんなが知っています。
それで、「すべての医療は、病気にならないための力をつけるためにある。
すなわち自己防御力を高めるためにある。」
そう思っていいです。
確かに現代の医療は、直に自己防御力をつける医療とは言いにくいです。
しかし、この優れた現代医療のお蔭で、自己防御力を高める時間を稼ぐ
ことができるのです。どんなに急いでも自己防御力の回復には時間が
かかるのです。その時間の調達ができなければ、結局病気の根を抜くこと
はできず、治癒はなくなります。
自己防御力を回復させる医療を「根元(ねもと)の医療」といいます。
根元の医療をしっかり行って、時間を要するなら、現代医療を使って
下さい。
もう少しです。治癒になるまでに。そこまで来ています。
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2013年9月8日07:45:00
私たちが普段、”病気”と思っているのは実は”病気の幹”を見ているのです。
病気は雑草と同じです。雑草には地面からでている茎や葉っぱの部分と
地面に埋もれて見えない”根っこ”の部分があります。
病気にも”病気の根”があります。
雑草の茎や葉っぱの部分をつまんで引きぬけば、根っこが現れます。
同様に、病気の幹をつかんで引き抜けば、必ず病気の根っこが現れます。
でも現実に”まなこ”で見ないと、人は信用しません。
それでどうしても、病気の根を見えるように検査で示す必要がありました。
それが「自己防御力診断」です。
一方、いくら病気の根が見えたところで、それを抜き取る手段がなければ
病気を治癒(ちゆ)に追い込むことはできません。
私はそれを臨床で実行するために、「還元電子治療」を育ててきました。
しかしこれには、一つだけ注意すべき点があります。
還元電子治療は、それだけでは十分に体に作用しないのです。
ある種の食べ物の成分が不可欠です。
それで私は、還元電子治療とともに食品成分についての研究も
同時並行で歩んできました。
それを少しずつお伝えしていきたいと思います。
それで、まずは9月28日、東京にてセミナーを開くことにしました。
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2013年8月28日18:37:00
人の健康にとても役立つ医療、それは世界中に沢山あると思います。
もしすでに病気がある場合でしたら、病気の改善を指標にして、よくなった、
よくならないが、分かります。
しかし病気がない場合、これは健康にすごくいいですよ!
だから、これを使っていたら一生健康ですごせる、とどうやって判断できる
でしょうか?
自信を持って健康に良いといえる判断基準が必要です。
私はそれを”自己防御力診断”というオリジナルの検査法で行っています。
病気になる、ならないは、自分次第です。
自分の体に健康を維持できる能力があれば、それでいいのです。
病気にはなりません。
しかし自分が病気にならないように自分を防御してくれる力、つまり
自己防御力が弱いなら、必ず病気がでます。健康は維持できません。
自己防御力診断は①細胞の元気度 ②免疫力の丈夫さ ③炎症の鎮静度
からなります。
私は良い治療を沢山しているから大丈夫!ではなく、それが自分にとって
適切かどうか、時々判断しながら進んでいただきたいと思います。
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2013年8月13日19:58:00
「根元(ねもと)の医療」は、ほぼはじめての医療になります。
”病気の根”を診(み)る医療です。
病気の根を調べて、病気の根を治療します。
病気の根とは「自己防御力の弱くなった状態」です。
ですから自己防御力の弱くなった状態があるかどうかを調べて、
もしそうであるなら、弱くなった自己防御力を、かつて丈夫であったとき
のようにもう一度高める治療を施します。
この10年間、自己防御力診断結果を診て思うのですが、
多くの方でみられる、ある傾向があります。
それは、思っていた以上に”炎症が大きいこと”です。
炎症が大きいと、病気の根がはえ易いことは当然のこと、病気そのものを
大きくします。すなわち病気がどんどん悪化します。
この度「細胞内診療」の本でおなじみの医療ジャーナリスト、旭丘 光志先生
のインタビューにより、わたくしの炎症についての記述が掲載されました。
「統合医療でがんに克つ 8月号」です。
自己防御力の改善で一番手ごわいのが炎症の鎮静化です。
炎症抑制に成功することは、半ば病気の根だけでなく、病気をもコントロール
できることになるでしょう。多分すべての医療分野で・・・。
わたしは還元電子治療をはじめ、さまざまな方法で炎症抑制を試みており
ます。その成果はがん患者さんで、徐々に見えてきました。
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2013年7月31日23:25:00
これまでの医療は、例えて言えば、地面に出ている雑草の茎と葉である。
しかし、地面の土の中には、外から見えないけれど、必ず根っこがある。
雑草の茎や葉をいくら刈り取っても、根が残っているなら、必ず雑草になる。
同様に病気が出るなら、必ず病気の根もある。
その根を抜き取ってこそ、病気はやがて枯れていく。
私たちは「病気と病気の根」を一緒に抜き取るべきである。
もし今病気が無いなら、日々病気の根だけ抜き取る努力をしておけば、
その後一生病気にならないともいえる。
まずは、自分の病気の根を見て頂きたい。
そうしないことには、何ら理解できないです。
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2013年7月14日22:40:00
今日は大勢の皆さんとお会いでき、感激しております。
とりわけ島袋先生の、患者さん本意の医療に徹する姿勢に、改めて
深く感銘を受けました。
やはり、医療を行うときのキーワードは、”こころ”でした。
心無くしては、どのような医療を施しても、実を結ばないと思いました。
多くの患者さんが、心の医療にふれ、お元気になられますように。
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2013年7月4日22:33:00
家族の方に支えられて、ヨタヨタしながら、ゆっくりと診察室に入室し、
診察を終えた後も、ゆっくりと診察室をでて、しばらく休憩室で休んでもらう。
ときおり拝見する初診のがん患者の一コマです。
それが2,3カ月経って来院されたとき、一人でしっかりとした足どりで入室、
そして、まるで別人と思うくらい流暢に喋ります。
あれほどしんどそうだった方が・・・
私たちには、計り知れない力があります。普段見せることはないのですが、
いざというときは、奇跡を起こすほどの力をもっています。
でも残念なことに、その力を発揮しないまま、使うことなく去っていかれる方
がとても多いのです。
この計り知れない力を発揮される方は、二つの共通点をもっています。
第一は、強く信じて治療していること。
私が、還元電子治療20分、7回は必須ですよ!というと
患者さんは、いや、9回はこなしてますよ!
自分はこれに懸けてますから、あっさり返されます。
ここです。ここが違うのです。決定的に。
第二は、闘争心をむき出しで治療していること。
言葉で何かを語る訳ではありません。
何も仰られないのですが、ものすごい気迫なのです。
生きることに。病気を治すことに。
がんを治すとき、ここは避けられないのです。
でも、自分が気づいていないだけで、この二つは全員が発揮できます。
どうか、トライしてください!
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2013年6月20日22:53:00
癌だと分かったとき、
何もしないでこのまま自然のままに・・・と思う方もいれば
手術を受けて抗がん剤治療をする、という方もいます。
時に食事内容を見直したり、温泉治療に行ったり、お灸をする人もいます。
どの治療を選択しても間違いということはありません。
ただ残念なことは、もし治りたいという気持ちがある患者さんなら、
どうすれば治るか?という”治るための方向性”がみえていないのです。
本当にこれで良いのか?治療に躊躇して立ち止まってしまう人、
反対に手当たり次第何でもやってみる人、
病院でおこなう治療も民間的といわれる治療も、
いったい何のためにするのか?それをしたらあとはどうすればいいのか?
癌になったとき、癌を治しきることができるのは患者さんの力次第!
ということは、すべてのお医者さんの異論のないところと思います。
その治しきる過程で、手術あり、抗がん剤あり、放射線あり、
そしてすべての民間的治療あり、と思います。
癌を治すとしたら、
まず目指すは、患者さんの”自己防御力”を落とさないように治療する、
それがもっとも大事なことです。
”自己防御力”は病気を治す力ではありません。
”自己防御力”は病気を出さない力です。
それでまず自己防御力を育てる時間をつくることから始めます。
自己防御力は直ぐには丈夫にならないのです。回復する時間が要ります。
そのために手術があり、抗がん剤があり、放射線治療があります。
なによりも自己防御力を育てるとき腫瘍が妨げになって、
力が上がってこないのです。
そうかといって抗がん剤や放射線治療は、自己防御力を下げるのです。
ですから徹底的に自己防御力をつける治療を同時進行しながら、
抗がん剤や放射線治療を行います。
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2013年6月18日23:00:00
できれば病気などなりたくありません。一生健康で過ごしたいです。
しかし病気は容赦なく襲ってきます。
病気にならないためには、自身の”自己防御力”をしっかり維持することです。
自己防御力とは、「自分に病気を出さないための力」です。
でも持続的に低下した自己防御力を回復すること、
それは容易なことではありません。
病気の中でも癌だけは、特に注意を要します。自己防御力をできるだけ
速やかに回復させないと、病気がどんどん大きくなって回復が困難
になります。この時、自己防御力を回復させる手順は決まっています。
炎症抑制→免疫バランスの回復→細胞の新陳代謝の回復
この順番が厳守です。
癌治療に抗がん剤や放射線治療を行った場合は、免疫バランスがさらに
悪化することが多いです。(それでもこれらの治療は必要です。)
するとせっかく癌によく効く治療であったにもかかわらず、自己防御力の
さらなる悪化で、癌は再び出できます。
そこで私は、免疫バランスを回復するために、還元電子治療とグルタミン
(アミノ酸)を第一選択にします。
それでもすぐさま免疫力の向上が見込めない場合、患者さんに免疫治療を
ご提案することがあります。
苦しかった治療から抜け出し、再び人生を楽しんでください。
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2013年5月30日23:41:00
人の体は細胞でできています。ですから病気になる場所は細胞です。
本当は細胞が元気度、満点なら病気はありません。
しかし、来る日も来る日も心身ともに酷使しています。ストレスと過労で・・
結局、細胞に負担をかけ過ぎているために、細胞の元気(新陳代謝)は悪く
なり、病気になっていきます。
その時細胞たちが容易に病気の細胞に変化しないように、また病気の細胞
が増えないようにしているのが「免疫力」です。
免疫力は免疫機能のバランスを意味していますが、その中心的役割が
免疫細胞たちです。
普段、体がしんどい、だるい、重いなどと感じるのは「炎症」があるため
ですが、これには免疫機能の低下が付きまとっています。
それで免疫機能を盤石に整えると、やがてしんどさは消失します。
最初は漢方やきのこ類、ビタミンを使って免疫力を高めようとしました。
それもよいのですが、何か足りない。
私は細胞の元気の基本は、細胞がご飯を食べることからと考えています。
そこから細胞内検査法も出来上がったのですが・・・
もう12年くらい前になりますが、免疫機能をあげる物質を片っ端から調べて
いました。その中の文献の一つを読み、とても驚いたのです。
”免疫細胞のエネルギー源は主にグルタミンである”
そうか、免疫細胞も細胞ゆえ、ご飯を食べないと元気にはなれない、
それはあまりにも当然のことでした。
その論文を書いたのは大手小麦原料メーカーの研究員でした。
現在は大学の先生になられました。
実はグルタミンは小麦に多く含有されているのでした。
それまでの免疫を刺激する物質の投与から、免疫のエネルギー源となる
物質の投与にプライオリティを変更しました。
早速小麦原料メーカーさんに連絡して、原末をわけて頂きました。
それから数年に亘りグルタミンの研究に没頭しました。
それは正直驚くべき結果でした。世の中のこんな貴重な物質があったのか!
いまでは免疫機能の改善に、グルタミン供給なしには考えられません。
私は自分自身が普段からグルタミンを服用しているので、おそらく免疫機能
がすこぶる安定しているのでしょう。
私の医療の中では、グルタミン投与は、
*常に免疫機能を落としたくないと考える場合、
*傷負けをし易い場合、
*免疫療法を実行する場合、
*抗がん剤投与または放射線治療をしている場合、
*手術を予定する場合、
でもグルタミンは筋肉タンパク質の大部分をしめます。
ですから免疫細胞との奪い合いになりますので、運動している方は特に
グルタミンの摂取が大切です。
またグルタミンは私どもの研究から肝機能の改善に有効でした。(論文掲載)
最後に注意が一つあります。
”グルタミンはグルタミン酸とは異なります。”