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2008年11月7日20:39:00
11月3日から11月6日までの4日間、中国吉林省の長春に行ってきました。今
頃の長春はすっかり秋らしく、朝夕は大分冷え込みました。日中でも日陰の水溜
りには薄い氷がはっていました。たぶん緯度が北海道と同じくらいだと思います。
長春に出向いた目的は、長春中医薬大学で「還元電子治療」について講義をす
ることでした。実は11月3日付けで長春中医薬大学の客員教授としてのお仕事
を頂戴することとなり、11月5日大学院の学生さんを中心に約200名の方に私
共の還元電子治療について講義を致しました。今回の内容は「病気を予防する
自己防御力について」であり、90分間の講義時間でした。かいつまんで言えば
① 病気の発症は細胞レベルで考えること、そのための細胞内検査 ② 細胞レ
ベルで新陳代謝を高めること、そのための還元電子治療 ③ 還元電子の体内
への侵入機序と細胞内への移動モデル ④ インスリン非依存性糖尿病(NIDD
M)の細胞レベルでの発症要因 ⑤ エイズに対する治療成績についてお話しま
した。還元電子治療は新しい分野でありますから学生さんの真剣なまなざしが
とても印象的であり、新鮮に感じました。私自身が学生の頃教授方の講義を聞
いていて、感動していた時のことが思い出されます。でも十分な勉強はできなか
ったのですが・・・。ともかく講義を終えてたくさんの学生さんから病気のことを交
えながら質問を受けました。色々話しているうちに改めて学問の素晴らしさが感
じ取れました。真正面から向き合って真剣に議論しあうことが、人と人との間に
友情が生まれ、互いに発展していって、やがて社会と社会、国と国の協力に結
びつくのかなと思いました。これから私達は、自分たちの持っている全てを、す
なわち「還元電子治療」を国内外を問わず、教育の場,研究の場,臨床医学の
場にどんどん導入していきたいと思います。しかし私達だけではほんのわずか
な事しか出来ません。この医療が発展していくためには年齢や職業,国籍を問
わず色々な方々の助言や協力が不可欠です。私共はこれからも一生懸命努力
していきたいと思います。この度の長春中医薬大学の講義に際しまして大学側
の沢山の先生方にお世話をいただきました。王 校長, ? 副校長, 宋 院長,
? 外事処長, 王 外事 副処長に心からお礼申し上げます。そして特に講演内
容のご指導を頂いた 袁 世華 教授, 梁 鉄 教授に心からお礼申し上げます。
また日本側からは多面に亘って支えて頂いた後藤 栄三 様, 阿倉 英実 様に
心からお礼申し上げます。皆さん、ありがとうございました。