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2008年9月28日17:31:00
空気のマイナスイオンは落差の大きい滝の周辺で一番多いと言う話をし
ました。落差にもよるのですが10メートル級なら10万~20万個です。
でも地上のマイナスイオンが滝によって作られているのはほんのわずか
で大半は地球の中心にある石(ラジウム)から放射線が出て大気のマイ
ナスイオンを作ります。もう1つは宇宙から飛んでくる放射線によって地
上にマイナスイオンができます。すなわち地球の大気に放射線がぶつ
かってマイナスイオンが生まれるのです。その後マイナスイオンはどう
なるのか、何ヶ月も何年も同じマイナスイオンが漂っているのか、と言
いますとせいぜい10秒から100秒くらいです。マイナスイオンは大きな
粒に膨れ上がり他の粒子と衝突しやすくなって壊れてしまったり、プラス
イオンと結合して電気の性質のない中性のガスになります。あるいは
大気汚染が激しい空気中ではたくさんの活性酸素が発生していてそれ
を消すのにマイナスイオンが使われます。放射線と聞くと健康被害があ
るとしか思い浮かんできませんが、実はマイナスイオンをつくるために
とても大切だったんです。