[ テーマ: ブログ ]
2008年9月2日21:10:00
免疫力と言ったら多くの人は何を想像されるでしょう。だいたいはガン細
胞をやっつけたり、ばい菌をやっつけたりすることを思い浮かべると思い
ます。私もそれで正しいと思います。ところで皆さんは「傷負けしやすい人、
しにくい人」と言う言葉を聞かれたことがありますか。ある人が転んだは
ずみに膝をすりむいてしまいました。水道水で泥を落として、それから消
毒薬で消毒し、最後にキズ用の軟膏を塗りました。それでも1日か2日し
てキズがじくじくと化膿してきました。こんな人はキズ負けしやすい人と思
います。その一方で水道水で泥を落としただけでそのまま放置している
のにキズがすぐ治ってしまう人がいます。こんな人はキズ負けしにくい人
と思います。このキズ負けしやすいかしにくいかという事が、人の体の中
で起こる病気が出やすいか出にくいか、或いは治りやすいか治りにくい
かを決めるうえでとても大切です。もちろんキズ負けのしにくい体の方が
良いのです。これを免疫力の丈夫な人と考えていいです。正確には免疫
バランスの良い人と言います。