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2008年9月24日17:46:00
大気マイナスイオンは工場や交通量の多い道路から十分離れたところでは
空気1cc当たり1500個前後あります。森林などの本当に空気がきれいだと
思われる場所では2000個前後です。一方排気ガスの多い道路沿いでは
500個前後です。ちなみにエンジンのかかっている車の排気口付近では
ゼロです。また10メートル位落差のある滝ではその周囲10メートル付近で
20万個くらいです。公園の噴水付近やお風呂場でのシャワー付近では1万
個くらいです。天候の具合では、気圧が高くてよく晴れ渡っている時は大気
マイナスイオンの数は多くなります。また極端に乾燥している空気や逆に湿
気が多い状態ではマイナスイオンは少ないです。湿度が40%から50%位
の時マイナスイオンは多く存在します。排気ガスの多い環境でマイナスイオ
ンが減るのは排気ガス中の活性酸素を消すためにマイナスイオンが消費
されるからです。落差の大きい滝でマイナスイオンが多いのは水が落下す
る時水しぶきがたくさん発生するからです。実は水しぶきのもとは水ですが
水が落下すると周辺の岩や木々にぶつかったり、落下する時の抵抗で水が
割れるのです。マイナスの電荷を持った水しぶきとプラスの電荷を持った
水しぶきに・・・。もちろんマイナスの電荷は電子です。プラスの電荷は電子
を失った水素イオンです。マイナスイオンはいくつかの水とくっついて空気中
を浮遊しています。いくつかの水と言うのは変な言い方ですが正確に言うな
ら水分子(エッチツーオウ)です。ですから空気中に水がないほどからから
に乾いているならマイナスイオンは作られにくいです。かといってたくさん水
がありすぎるとつまり、湿度が高いと水分子がくっつき過ぎて重くなって地面
へ落下してしまい空気中のマイナスイオンは少なくなります。それでお風呂
場でシャワーを使った時初めのうちはマイナスイオンが多いのにだんだんと
マイナスイオンが減ってくるのはお風呂場の湿度が高くなるためです。そんな
時は泥棒さんに注意しながらお風呂場の窓を一度開けてください。そしたら
シャワーのマイナスイオンは再び増えます。