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2008年9月23日18:00:00
大気マイナスイオンは空気の中を漂う小さな小さな粒です。どれ位小さい
かと言うと1ナノメートルです。ピンときませんので言い換えますと、人の
体の細胞の1万分の1の大きさです。それでも小さすぎて分かりにくいで
すね。とりあえずめちゃくちゃ小さいと思ってください。それでマイナスイオ
ンは少々電子を多く持っている物質なのですが、何を基準にしているかと
言いますと電気的に中立の状態に対してです。空気の中には窒素分子が
78%,酸素分子が21%,その他二酸化炭素やアルゴンなどが含まれて
います。それらは電気的に中性でありプラスの電荷に傾いたりマイナスの
電荷に傾いたりしていません。マイナスイオンは電気的に中性の物に電子
が余分にくっついた構造をしています。実際のマイナスイオンにはさらに
水(飲み水と同じ)がくっついています。マイナスイオンがあるくらいなので
プラスイオンという物もあります。この場合は電気的に中性の物から電子
がいなくなってプラスの電荷に傾いています。マイナスイオンの代表例は
硝酸核イオン,プラスイオンの代表例は水素イオンやアンモニュウムイ
オンです。大気汚染がひどくなるとマイナスイオンが減ってプラスイオン
が多くなります。そのような空気を吸うと体はプラスイオンの成分すなわち
水素イオンだらけになります。水素イオンは酸性物質のもとですので体は
酸性の性状に傾きます。そして病気になるのです。