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2008年9月14日16:09:00
細胞が病気にならないためには、細胞をあらゆる外敵から守る免疫力が
丈夫でなければなりません。免疫力はたくさんの種類の免疫細胞によって
作られています。ですからそれほど簡単には丈夫かどうかの評価はできま
せん。そこをあえて簡単に見る方法を取り上げます。まず免疫細胞の数、
すなわち戦う兵隊さんの数ですが、病院の先生方が教えてくださる血液検
査結果の中に「白血球数」というのがあります。これが4000個から8000個
あれば良いです。それよりも少なすぎても多すぎても良くありません。次に
白血球にはたくさんの種類があるのですが、この内「リンパ球割合」が33%
から45%必要です。また「単球割合」が5%から8%必要です。そして「好酸
球割合」が4%以下でなければなりません。この3つがそれぞれに範囲に
入っていたら、あなたの免疫力は多分大丈夫でしょう。免疫細胞は日常生
活のストレスや過労を受けますので、短い期間でもかなり変化することが
あります。おおむね3ヶ月間から4ヶ月間ごとに今お教えした範囲に入って
いれば良いでしょう。逆に半年間以上も外れた範囲で過ごしていると、自己
防御力が低く、なんらかの病気が始まっていると思っていいでしょう。タンス
の引き出しから出してきた血液検査用紙を見て半年以上昔のものなら、
もう一度検査して下さい。