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2008年10月18日18:22:00
人の体が病気になるのは細胞の元気が低下するためです。つまり病気は細
胞で起こるので、細胞をピカピカに磨いておけば病気を防ぐことができます。
細胞の元気がなくなってしまう原因の一つに活性酸素や活性酸素に影響を受
けた物質(ラジカル)、すなわち酸化物質があります。ですからここで言う活性
酸素やラジカルは細胞の新陳代謝を悪くする悪者としてお話しています。しか
しその一方で良い意味の活性酸素もあります。これは免疫細胞がウイルスに
感染した細胞を攻撃したりばい菌をやっつけたりする時活性酸素を分泌して
その力を利用しているのです。そういう意味では活性酸素は諸刃の剣です。
病気を起こす物質にもなるし、反対に病気を防ぐ物質でもあります。免疫細胞
がウイルスに感染した細胞を攻撃する時、ピンポイントでその細胞だけを攻撃
すればいいのですが実際は活性酸素が周辺にも飛び散り、その活性酸素か
らラジカルも発生して体のダメージが予想以上に大きくなることがあります。
例えば肝炎ウイルスが感染した肝臓やインフルエンザウイルスが感染した肺
などでは肝炎がひどくなったり肺炎を起こしたりします。そこで還元電子治療を
取り入れますと、活性酸素を分泌できる免疫細胞の機能は維持し、余分な活
性酸素を消すことによって体のダメージを少なくすることができます。事実私た
ちは還元電子治療を用いてC型慢性肝炎に対しても臨床試験を実施しており
ますが、注目すべき結果が得られています。