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2008年10月17日18:39:00
体の中がサビているかどうかを調べるのに、はじめの頃はとても苦心しました。
サビの引き金である活性酸素は100万分の1秒くらいの速さでどんどん変化し
ていきます。ですから活性酸素そのものをはかろうとすると、材料を採取した段
階ですでに別な物質に変わっています。だからいまだに体の活性酸素を直接は
かることはできません。今のところ血液や尿で調べている活性酸素関連物質は
活性酸素によって影響を受けた化学物質を測定しています。例えばチオバルビ
ツール酸反応物質濃度,8-ハイドロキシデオキシグアノシン濃度などがありま
す。でもそれらの測定には少々時間もかかります。もう少し簡単にすぐに調べ
る方法がないかを考えました。よく考えてみると活性酸素の発生は体の電子を
奪うことになるので、それなれば活性酸素が多いときは電子の濃度も少なくなる
はずです。それで体の電子の濃度を測定するための道具を探していました。
そしたら酸化還元電位計と言うのがあり、これは基本的には活性酸素を消すの
に対処できる電子の多さを表しています。この計測器の数字が小さいほど電子
が多く、すなわちサビの発生が少なく、反対に数字が大きいほど電子が少なく、
すなわちサビの発生が多い、という事を表しています。そこで還元電子治療を
20分ほど行いますと治療する前と治療した後では、血液中の電子濃度は約
30パーセント増え、細胞の中の電子濃度は約25パーセント増えます。すな
わち還元電子治療は人の体にサビを消す力を与えたことになり、病気を未然
に防ぐことができるのです。