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2008年10月15日19:24:00
人の血液の中には赤血球、白血球、血小板という3つの細胞があります。この
中で一番多い細胞は赤血球で1ミリ×1ミリ×1ミリの容積の中に400~500
万個あります。赤血球の大きさは7~8マイクロメートルでとても小さいけれど、
さすがに血液の中は込み合っていることでしょう。赤血球はご承知のように全
身の細胞に酸素を送り届け、帰りには二酸化炭素を積んで戻ってきます。
全身の細胞が60~100兆個と言われていますから、たくさんの赤血球が必要
なのも分かるような気がします。しかし赤血球細胞が丁度シャボン玉のように
互いにすぐくっついてしまったら、細い血管の中では赤血球のかたまりが通路を
塞いでしまうでしょう。最悪の場合それが脳の血管だったら脳梗塞、心臓の血
管だったら心筋梗塞を起こしてしまいます。もちろん全身の細胞が酸素不足に
なってしまい、細胞の元気は低下します。そこで賢い赤血球は細胞の外側に
マイナスの電荷、つまり電子をひっつけておりこれが赤血球どうしのくっつき合
いを防いでいます。本当に良くできた細胞ですね。ところが血液の中にあまり
にもたくさんのサビがあるとこの電子がはがされてサビに飲み込まれてしまい
ます。そのため赤血球どうしがくっついてかたまりとなり、血管を塞いだり酸素
の供給ができなくなります。こんな時還元電子治療を行うと赤血球の外側に
再び電子が増えてきて、赤血球がかたまりになるのを防いでくれます。という
事はもしかして脳梗塞や心筋梗塞を予防できる治療になるかもしれません。