[ テーマ: ブログ ]
2008年10月7日19:20:00
私の診療所にはたくさんのご高齢の患者さんが受診して来ます。お若い方では
70歳、高齢の方では90歳代です。皆さんが口をそろえて言われることは「自分
が亡くなる時は、ころっといきたい」と言うことです。「病気で長わずらいだけはし
たくない。だって家族の者に大変面倒をかけて申し訳ないし、時に嫌がられてま
で長生きしたくないと思うのです。」これが患者さんの本心だと思います。これを
聞いた時、私もよい方法はないものかとずっと考えてきました。それである時患
者さんを診察していて気が付いたのです。例えばお酒が好きで好きで三度の飯
よりお酒を好物にしている人を診ていて「もう肝臓も悪くなっているし、このまま
では肝硬変や肝臓ガンになってしまうかもしれない、だからもうお酒の無い生活
に戻った方がいいと説得します。」本人も体の具合の悪いことを十分わかって
いるけれどその生活を直せないでいます。それから数年して案の定、肝硬変と
肝臓ガンができてしまいました。そこからが長い闘病生活の始まりとなりました。
やっぱり病気になろうとする人は、体の中にしっかりと異変が起こっているのだ
と思いました。今の例の場合は、本人も体の具合が悪いと言う自覚症状があり
ますが、たとえ自覚症状がなくても病気の起きる異変が体にあったなら、ある時
突然倒れ闘病生活に入ることでしょう。体の異変とは、正に細胞の異変のこと
です。いくつになっても細胞がピカピカに磨かれていれば体は元気です。そんな
人をみていると、長わずらいをしていません。そんな人に限って還元電子治療を
していることが多いのです。