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2008年12月28日18:18:00
数日前に私どもの診療所に通院されている患者さんからミカンを頂きました。
その患者さんはもう80歳近い方ですが、自分一人でミカンを作っています。
収穫、出荷の時は手伝ってもらうとはいえ、ひとりでできる仕事とは思いま
せん。なぜなら女性の方だからです。普段とてもお元気ですので、きっと生
まれながらに体が丈夫なのでしょう・・・・と思いきや彼女は6年前にガンを
患っていました。それだけではなく、そのガンはすでに体の別なところへ転
移していました。原発巣と転移巣の2ヶ所を手術し、抗がん剤治療を3年間し
ていました。そんな患者さんが片道50分間、自分で車を運転して通院して
こられるのです。それではさぞかし気の強い人かと思われるかも知れません。
患者さんは、だれからみても優し過ぎるくらいやさしく、笑顔でおだやかに
しゃべられる方です。私どもが彼女にしてあげられることは、ただ一つです。
手術が終わってからひたすら細胞をみがく治療をして頂きました。還元電子
治療をして6年間になりますが、患者さんの細胞の元気度はいつも良く、体
を守る免疫力も最高のレベルです。