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2008年12月4日18:35:00
日本でも海外でも肝臓病を患っている方がたくさんおられます。アルコールを
飲まれる方はアルコール性の肝炎になったり、糖分を多く摂られる方は脂肪
の溜まりやすい肝臓になったりします。この時も肝炎を伴うことがあります。
また時にお薬によって肝臓を悪くすることがあります。もちろん同じお薬でも
誰もがなる訳ではありません。最近ではウイルス性の肝炎が多くなってきまし
た。多分検査技術がとても進歩し、的確にウイルスの存在をつかむことがで
きるようになった為でしょう。その治療としてウイルスが増殖しないようにする
薬や免疫力をつけてウイルスを撃退する薬があります。あるいはその両方を
兼ね備えた薬もあります。還元電子治療は直接ウイルスを殺すことはできま
せん。もしウイルス性肝炎の方に還元電子治療を行ったとしたらある程度ウ
イルスを減らしつつ、かつ肝機能を良好に保つように働くと思います。還元電
子治療は確かに免疫機能を高めるのですが、実はウイルスを撃退する免疫
細胞には幾つも種類がありそれらを平均的に高めることはかなり努力が必
要です。ウイルスの側から言うと、ウイルスの型が少し違うと、あるいは同じ
ウイルスの型でも患者さんが異なれば低下している免疫細胞の種類が違う
ことが分かってきてます。ですからもし免疫機能の向上だけでウイルスを撃
退するためには、あらゆる免疫細胞を全て強くするような薬や治療法があれ
ば良いことになります。しかしそうなるには少々時間がかかるでしょう。その
一方で本当にウイルスを一粒残らず撃退するのが良いのか?とも思います。
もし、ウイルスがいるのに肝臓病が進行しないとするならそれも一つの治療
の結果として良いと私は思います。