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2008年12月7日18:18:00
還元電子治療は人の体の中に電子を与える治療です。通常電子は皮膚から取り
込まれ、その下にある毛細血管に移動します。電子はそのままでは不安定です
から移動しやすいためには水素イオンとくっついて水素原子の構造をとり、さらに
これそのものがビタミンやアミノ酸、その他の電子の受け皿の物質に組み込まれ
て全身を移動します。ですから水素イオンが電子を直接抱える物質になります。
還元電子治療をした後はする前と比べて水素イオン濃度が5%少なくなります。
それに対して電子濃度は30%増加します。通常は一つの水素イオンに一つの電
子が反応しますので、かなり多くの電子が水素イオン以外の物質と反応している
ことになります。電子が水素イオン以外に反応できるのは活性酸素をはじめとす
るラジカルと思います。結局体液である血液をアルカリ性に傾け、かつ酸化還元
電位を下げて血液を還元化します。このような現象は血液だけでなく、むしろ細
胞の中の体液において行われています。これで細胞の元気は保たれ、もし心不
全なら心臓の収縮力を高めてくれます。実際心不全マーカーを観察していると
高値であった数値が徐々に減少してきます。そして患者さんの体を動かした時の
呼吸困難の程度が改善してきます。また肺は新しい酸素を取り込み、体から出
てくる二酸化炭素を排泄するところです。何らかの理由でそれらガスの通り道が
ふさがったりつぶれたりしますと、肺に空気が入らず無気肺になってしまいます。
そんな時還元電子治療をするとつぶれたはずの肺に空気が入り込み、肺として
の機能を取り戻すことがあります。その事の裏づけになる症例を知り合いのDr.
から見せて頂きました。私自身とても驚きました。