[ テーマ: ブログ ]
2011年10月4日19:25:00
私たちは”からだ”の仕組みのことを十分わかっていませんし、
”病気”のメカニズムも、未だにはっきりとわかっていません。
それはおそらく到底知りえない、私たちの想像を越えたものです。
でも私たちの体はとても合目的的に作られています。
もし体に傷ができれば、その傷を勝手に治そうとしますし、
もし体にガン細胞ができれば、免疫力がそれをやっつけるし、
もし動脈壁に炎症が起こって壁に穴が開きそうなら、カルシウムで壁を
補強しようとします。
私たちが本当にやるべき治療は、その合目的的作用がスムーズに行われる
ようにすることです。
決して生体の”勝手に治ろうとする働き(自己防御力)”を止めてはなりません。
もしある人にガンができたとします。
その手術が可能なら、手術でガンを取り除くことは、体の
”勝手に治ろうとする力”をサポートします。
もし抗がん剤が可能なら、それを使うことは”勝手に治ろうとする力”を
サポートします。
では、抗がん剤を使うことが可能かどうかはどうやって判断しますか?
それは”勝手に治ろうとする力”を最初に調べることです。
”勝手に治ろうとする力”がないなら、抗がん剤だけ打つのはとても危険
です。最低限、勝手に治ろうとする力=自己防御力 を高めるように
手立てを講じてから始めないといけません。