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2010年10月30日16:35:00
脳の中には自律神経というのがあります。それが体の末端まで通じてます。
私は病気になる時はこの自律神経の調子が悪くなって起こると思っていますが、
以前は精神的、肉体的(運動、力仕事)ストレスがかかるために起こると思っ
ていました。でも最近よく患者さんの状況を観察していると、気圧が変わったり、
気温、湿度、風の強弱など気象条件によって自律神経が大きくかわることが
わかりました。それから冬になると大体あちこちで空気が乾燥して、体に静電気
が溜まりやすくなります。これも自律神経に大きく影響します。以前故意に自分
に静電気を溜めて自律神経を調べてみました。交感神経という自律神経が大き
く優位になり、血液がとてもねばねばすることがわかりました。自分では決して
自律神経が乱れているとは思わないけれど、勝手に気象の変化が人の病気
に関わっていることがわかります。多分大気汚染物質や土壌や水質の悪さも
自律神経を乱しているとおもいます。異常気象や環境汚染が経済優先による
ものなら、ちょっと考えないといけません。