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2010年10月17日19:11:00
私が子供の頃の家は、お風呂が家の外にありました。そのお風呂というのも
丸い木の板を足で沈めて入る独特に風呂でした。いわゆる五右衛門風呂です。
この風呂は鉄製の釜風呂です。風呂の底から薪(まき)を燃やしてその火炎で
お風呂を沸かします。ですから木板がないと入れないのです。熱くて。
それだけではありません。釜の縁もかなり熱くなっています。ですから不用意に
触るとやっぱり火傷します。足元の木をバランスをとりながら沈めないと、木なの
で浮いてきます。そして釜の縁にも触らないように、まったく絶妙のバランスが
要求されます。まあ、慣れればなんて事はないのですが。この釜風呂が病気の
発生にとても関係してます。風呂の水を火炎で熱すると熱くなります。
私は子供のころよく転びましたが、転ぶと打ったところは腫れ上がって熱くなりま
す。つまり火炎が起こって熱くなっているのです。実は外傷でなくても病気の起こ
るところは火炎があって熱いです。この現象は「炎症」が起こっているといい、
病気をさらに進行させている原因なのです。