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2009年12月3日19:28:00
定年退職ごろにどうして重篤(じゅうとく)な病気が起こるのでしょうか。確かに
病気は長年にわたって繰り返し体に、つまり細胞に負担をかけてきたためです。
ストレスでダメージを受けた細胞は通常は、病気になるしかないんです。しかし
すぐに病気になったんでは、体はいくつあっても足りません。それで細胞が病気
にならないように守っているシステムがあります。それが免疫力です。
しかし体にストレスがかかったときの免疫力は、磐石(ばんじゃく)とは言えませ
ん。つまり、火事場の馬鹿力と同様、ふりしぼっての極限の力です。
いままでも会社で一生懸命頑張ってきたが、定年までもう少しだ、あともう一息
だ、といって火事場の力を発揮し、定年を迎えます。しかしその時の力は体が
病気にならないように守ってくれる免疫力ではありません。ですから定年を迎え
てハーッ!といきをついた瞬間、極限状態の免疫力は無くなり、一気に免疫力は
低下し、病気がでるのです。