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2009年11月8日20:03:00
空気のイオンは時々クラスターイオンといわれます。クラスターはかたまり
とか房という意味ですが、空気イオンの形が房状になっているのです。
空気のガス成分がいくつもついてるという意味もありますが、特に沢山の
水がくっ付いていることもあらわしています。水といっても水蒸気で洗面器
に汲んだ水のようには見えません。湿気が多いとイオンに水分子がくっ付き
すぎて重くなり、地面に向け落下して、空気中のイオンは少なくなります。
そうかといって空気が乾燥しすぎてもイオンは少なくなります。イオンが長く
空気に漂うには湿度が50~60%くらいがいいですね。いまインフルエンザの
時期ですが、空気のイオンはウイルスやバクテリアも含め空気中に浮遊してい
る微細物質をまるめこんで落下させます。ですからイオンには空気中から菌を
除去して静菌する作用があります。そんなイオンを十分に作るためにも適度
な湿気が必要なのです。冬には湿気が少なくなってイオンが減り気味ですが、
それよりも空気が乾燥すると人や物に静電気が起こり、イオンが減ります。
静電気はとても沢山の空気中のイオンを食べてしまいます。ですから室内に
洗濯ものを干したり、加湿器を利用したらよいでしょう。でもよりよいのは人為
的に沢山のイオンを空中へ放出すればいいのです。イオン変換器を使って。