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2009年7月25日20:06:00
定期的に受診して下さってる膵臓癌の患者さん。原発の膵臓の手術が出来ず、
肺に拡がっているにもかかわらず、早くも3年が経ちます。本当に元気です。
いつも患者さんから教わることが多いのですが、病気はこうやって乗り越える
ものだ、と実演してくれます。悲しいかな私もかつて医療は医者から患者さんへ
の一方通行だと思っていた時期があります。本当に病気の治し方を教えてくれ
るのは医者ではなく患者さんだと、いまは気付いてます。有り難いです。
万一病気になりましても心配しないで下さい。からだを使い過ぎたのだな、ゆっ
くり体を休ませようと思って下さい。そして少しずつ元気が出てきたら、決して
それを使わないで貯金しておいて下さい。財布一杯に元気が貯まったら少し
ずつやりたいことをやり始めて下さい。そして同じ失敗を繰り返さないために
からだを毎日いたわってほしいです。ひとの体は細胞でできていて細胞に
溜まろうとする老廃物をいつも掃除し、ピカピカに磨いて下さい。そうすれば
きっと元気で長生きできます。
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2009年6月28日09:30:00
昨年11月から中国・長春中医薬大学の客員教授の仕事を頂戴しておりまして、
今月23日から26日まで学生さんの講義に行って参りました。私の医療におけ
るライフワークは「細胞を調べ、細胞を治療する、いわゆる細胞内診療」であり
ますから、細胞内検査と還元電子治療の必要性について講義をいたしました。
私のテーマはとても簡単な内容ですが、ただ医療を考える上で一番大切な
ことであり、中国の学生さんもそのことが理解できたようで、とても真剣に聴講
されていました。多分新鮮な医学として映っていたようです。
講義後の学生さんからの質問もとてもレベルが高く、私の方が勉強させて頂き
ました。もっと学生さんと対話したいと思いました。
また大変お忙しい中、王 校長と宋 病院長にお会いでき、とても感激しました。
講義の翌日は長春中医薬大学の先生のご紹介で吉林大学医学部におじゃま
致しました。Sun Lian Kun 教授、とお会いしましたが、なんと私の研究テーマ
と全く同じことをやっておられました。もちろん私よりも遙に優れた内容ですが。
それにしましても病気の原因は細胞にあり、細胞の元気の無さは細胞内の
酸性と酸化にあり、そのことをもたらす最大の原因は細胞レベルの血行障害
にあり、というこの病気の方程式は全く私と同じなのです。これには本当に
驚き、とても嬉しかったです。私の考えが一瞬にして世界に受け入れられたよう
に思いました。もっともっと努力を重ね、細胞内診療が世の人々に貢献できる
医療に成れるように頑張ります。
今回の訪中にあたり、事前準備を万全にして頂き、講義と会談を大成功に導い
て下さった長春中医薬大学の袁 世華教授、? 外事処長、梁 鉄教授、
吉林大学の台 桂香教授、日本側の久城先生、後藤 栄三様、阿倉 英実様
に心からお礼申し上げます。
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2009年6月20日16:44:00
いま流行りの新型インフルエンザは、毒性の弱いウイルスのようですが、今年
秋に始まるインフルエンザの時期には、もっと強いウイルスが流行るかも知れ
ません。ワクチンがすべての国民に行き渡ればよいけれど、もしワクチン摂取
の出来なかった人はどうすればいいのでしょう。
ここに大腸ガンの手術後に、肺や肝臓に何度も再発・転移を起こしている人が
います、仮の話し。私は、両方の話しの解決策は同じだと思っています。
どんな型のウイルスがやってきて、たとえ感染するかも知れないけれど、そして
発熱や関節痛がひどいかも知れないけれど、命を落とすことが無いためには、
自分が頑丈であることです。それ以外に生きれる方法はありません。
ガンの再発・転移をくい止めるには、自分の体そのものに体力を付ける以外に
方法はありません。抗がん剤は確かにガンに良く効くように工夫されています。
でも抗がん剤は体力をつけません。むしろ体力を落とす場合の方が多いです。
ですから抗がん剤でガンの陰影がCTやMRIの写真から消えたとしても、体力
がない人は必ず再発・転移をおこします。
私は人が病気にならないための力、または病気を治す力のことを「自己防御力」
と言っていますが、これなくして人の健康は語れません。誰の体であっても体の
中身は細胞であり、細胞が元気を失うと病気になります。ですから常に細胞を
調べて細胞を治療する医療が必要なのです。これを「細胞内診療」と名づけてい
ます。細胞内診療によって、細胞の元気を調べ、それに免疫の丈夫さを加味
したら、自己防御力評価の出来上がりです。是非自分の自己防御力をチェック
して下さい。きっと検査されたことに満足されます。
来月埼玉の病院さんへ細胞内診療にでかけます。
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2009年5月27日20:55:00
病気になった方は、心から健康であることの有りがたみが分かると思い
ます。でも日頃から健康である人も健康とは有り難いものと思って下さい。
病気になられると本人も苦しい、まわりの人も心配でしょうがないです。
皆が元気であったら、それが一番幸せです。厳しい世の中とはいえ、
働くこともできるし、奉仕活動をすることもできます。十分な力があれば、
人を助けることもできます。そして人を支えられるようになれば、世の中
を良くすることができます。
すべての病気の回復は、まずは心にあります。病気になって悲しんで
いませんか、恨んでいませんか、腹を立てていませんか、不安になって
いませんか。もし、病気になったら、それほどまでに体にガタがきていた
こと、気が付いて下さい。そこまでよく辛抱してくれた体に頭を下げてくだ
さい。その心が分からない人に何の治療も始められません。
長い航海をしてきた船は、しばらくの間ドック入りして徹底的に修理され
ます。人もそれ以上のことをしなければなりません。ガンになって即手術
を受けて、即職場復帰するのは、修繕の終わっていない船がそのまま
航海にでて沈没するようなものです。病気になったら十分な休養時間を
とってください。そして治療して元気になれることだけを考えて下さい。
船を治療するのは、溶接であったり、塗装であったり、潤滑油であります。
人を治療できるものは「電子」しかありません。日頃から電子を常に補給
していたら病気はおこらないか、とても起こり難いのです。
還元電子治療をしている方は是非続けて下さい。
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2009年5月2日17:37:00
あっという間に新型のインフルエンザが出てきて、騒ぎになり、とても不安に
なっている人も多いです。インフルエンザはウイルスという区分に入っていま
す。他には細菌と真菌という区分もあります。これら三つを合わせて微生物
といってます。ウイルスは微生物の中でもっとも小さい生き物です。0.1μm
(マイクロメーター)で1ミリの1万分の1ですから、ちょっと想像もつきにくい
ですね。でもウイルスは細胞です。そして私達の体も細胞で作られています
ので同じですね。ところで私達は世の中で自分独りで生きているように思って
いませんか。たとえ一人暮らしであっても、隣近所とお付き合いがなくても
私達は必ず他人のお世話になっていたり、お世話をしたりしています。
スーパーで野菜を買うときでも、野菜を作る農家の人、お店を出して売って
くれる人が必要です。そして何よりも自分がお金を稼ぐ為の仕事を提供して
くれる人が必要です。自分ひとりでは何も出来ません。ウイルスも同じです。
自分ひとりでは生きられないのです。ウイルスはウイルス同士で助け合って
生きていけばよいのですが、住み心地の良い人や他の動物に宿を借ります。
これが迷惑といえば迷惑な話です。私達は喉の痛み、発熱、呼吸困難、咳、
たん、頭痛、関節痛、体のだるさを自覚し、時に肺炎をおこして命を落とす
こともあります。ウイルスもきっと生き永らえようとして、あの手この手で人の
体に住もうとします。それがウイルスの侵入方法になっているウイルス表面
の突起です。専門の人はスパイクといっています。これが「HとN」です。
Hは赤血球凝集素、Nはノイラミ二ダーゼといいますが、この形がかなり変
わってしまい、体にその為の防御が直ぐには存在しないためウイルスが侵入
してきます。話は変わりますが、私達は生きる為に常に学習がひつようです。
子供のころ学校の先生に頭を「こつん!」と叩かれたことは良く覚えています。
勉強のことは全然覚えていないのですが・・。先生に何とか叩かれないように
自分が先生からあてられるところだけは本を読んで覚えておきました。
それも叩かれないための学習です。ウイルスが人の体にはいってくることは
とてもいやなことです。でも地球の環境が段段と変わり、そこに私達が住み
ついていて生きていく以上、私達は生きていけるように様々な学習をしなけ
ればなりません。そう考えると新型のウイルスの出現もありがたく受け止め
るべきでしょうかね・・。私はそう思います。私達の体がウイルス感染に耐え
れて、感染はするけれども命を落とすことは無い、という体を作ることが大事
なのです。たとえワクチンのお世話になるにしてもワクチンの出来る3~5ヶ月
の間に感染するかもしれません。ですから自分の体は自分で守っておくべき
自己防御力を作ってください。還元電子治療をされている方は一回25分間
一日4回以上して下さい。万一、風邪やインフルエンザにかかった最中でも
治療して下さい。病院から頂いた薬があっても併用で大丈夫です。還元電子
治療は自己防御力、とりわけ免疫機能をとても良く引きあげてくれます。
きっとこれからもたくましく生きていけるチャンスを与えてくれます。 堀口
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2009年4月20日22:04:00
自身をもって手術に臨んだ大腸ガンの方が、何ヶ月かの後に肝臓や肺に転移
したり、あるいは人間ドックですべて「異常なし」の判定で数週間後に脳梗塞を
おこした人は珍しくありません。何故そんなことが起こるのか、それは私達の
体はすべて細胞で作られていて、その細胞が病気になるのにだれも細胞を調
べる検査をしないからです。もちろんそんな検査自体ありませんでしたので、私
は10年がかりでそれをつくりました。例え大腸ガンの患者さんが完璧な手術を
受けられたとしても、その体の細胞はまだまだガンになろうとする細胞で一杯だ
と思います。だから細胞の検査を受けて頂いたならきっと「元気のない細胞」と
いう結果でしょう。それで細胞をしっかりと元気になるように磨いておかなけれ
ばなりません。それをしてくれるのが還元電子治療です。
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2009年4月12日17:25:00
のどの扁桃腺をはらして高熱の出やすい子供さんをみかけます。大人でも
そういう人を沢山見かけます。大体は口や鼻からばい菌がのどに侵入して
炎症(ばい菌と免疫システムの戦い)がおこります。それでのどの痛みや
はれ、発熱を起こします。そのことはごく自然なこととおもいますが、でも
よく考えてみると、いつも扁桃(腺)炎になり易い人とそうでない人に分か
れるように思います。扁桃腺自体、免疫システムの一つですが、その扁桃
腺を含めて免疫機能の弱いひとに扁桃腺の炎症が起こりやすいと思います。
では何故免疫機能が弱いのか?理由の一つは生まれながらの体質ですが、
あと一つは、私は「のど」への血行が悪いためだと思っています。血液循環は
扁桃腺に必要な栄養も酸素も水もミネラルもビタミンも運ぶ通路です。同時
に扁桃腺から吐き出される老廃物を持ち去ってくれるのも血液循環です。
それが出来なくなっているとすれば、単純に考えてみても扁桃腺の元気は
ないとおもいます。では何故血液循環が悪くなっているかですが、私は
首から肩にかけての筋肉の凝りだと思っています。筋肉の凝りが血管の
圧迫をおこしているためです。では何故それほどまでに筋肉が凝るのか
というと、多分首や背中の骨の僅かなゆがみや変形が原因と思います。
さらにその原因は生まれつきのこともあるでしょうし、転んだ、打ったなどの
外傷のこともあるでしょう。私の治療は筋肉の凝りをとって、血行を良くして
体の免疫バランスを整える為にこめかみや手に還元電子治療をします。
また凝りをとるのにチオクト酸(α-リポ酸)、凝りに関係する物質:乳酸を
減らす目的でL-カルニチン、凝りにくい筋肉をつくる為と免疫細胞:リンパ球
の栄養源になるグルタミンをとるようにします。さらにのどの炎症を穏やかに
鎮めてくれる漢方:ショウサイコトウカキキョウセッコウを使います。
あとぬるめでよいですから肩まで湯船につかること、首回りをひやさない
ように乾いたタオルをあてておくことです。還元電子治療は一日4回、時間
は一回15分から25分です。子供さんは15分でどうぞ。
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2009年4月9日21:09:00
アトピー性皮膚炎や慢性腎臓不全に還元電子治療をする場合は、ゆっくり
ゆっくり治療しましょう。治療時間も一回10分で一日4回を、重症例では二ヶ月
間、軽症例では一ヵ月間します。その後は状況をみて一回15分に延ばします。
回数は一日4回から5回行います。両手、両足にするのが基本です。
どちらの病気も薬を使用している方は、それを止めないで併用治療します。
薬の減量は少しずつ時間を掛けてやりましょう。急な中止は反動がでること
も多いです。 アトピー性皮膚炎の改善指標は、一般的に血液検査で
LDH、CRP、白血球数、好酸球割合、リンパ球割合ですが、私は細胞内検査
を重要視しています。アトピーの方はとても体が寒く感じることが多く、全身の
筋肉が硬くなりやすいです。それらは血行をとても悪くします。そうなれば免疫
機能は益々悪くなります。そしてアトピーは悪化します。気が滅入ることも多い
と思いますが、おもいっきり元気良く行きましょう。髪の毛はなるべく顔にまとわり
付かないように、髪をたばねて下さい。顔をしっかり空気にふれるようにします。
焦ってはいけません。良い・悪いを繰り返しながら回復します。皮膚の色素沈着
についても長い眼でみて下さい。楽しく、明るい気持ちで治療しましょう。免疫力
が低下しているときは、脳の元気も低下してしまうので、気分がはれません。
還元電子治療の目的の一つは免疫力を正常化することにあります。
慢性腎不全の改善指標はクレアチニンですがラジカル
生成能が役立ちます。腎不全の方は腰の調子が悪くなっていることが多い
です。腰の筋肉が硬く、血行不良に陥っています。腰を湯船で温めたりしても
良いです。また免疫機能もダウンしていることもしばしばです。還元電子治療
は細胞の元気、とりわけ免疫細胞の元気を高めるのに良いです。治療は
毎日してください。でも治療しているからと思って、無理はいけません。
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2009年4月7日21:57:00
大腸ガンになるのは大腸の正常だった細胞がある時ガンに化けたのです。
脳のCT写真を見て脳みそが縮んでいるのは、脳の細胞が死んで、数が
少なくなっているからです。結局、人の病気は細胞で起こるのです。ですから
本気で病気を治したり、病気を予防したりするのであれば、細胞を良く診て、
細胞を治療しなければなりません。私の目指す医療はまさにそこにあります。
一緒に頑張りましょう。
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2009年4月3日20:11:00
人の魅力を引き付けるのは、その人がどれだけ輝いているかということだと
思いますが、同様にその方が本当に健康的かどうかは、細胞がどれだけピカ
ピカに磨かれているか、によるのだとおもいます。人の輝きはこころの修練か
とおもいますが、細胞の輝きは還元電子治療だとおもいます。でも人の体は
細胞で作られているので、本当は人の輝きも細胞の輝きによるということでし
ょうか。とすれば還元電子治療は人の輝きを作っているといえます。