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2010年4月1日20:01:00
少々急いで「治る医療」を組み立てていかないと、沢山の病気の方と重い病気
の方で溢れそうです。病気の方が増えれば社会全体の活気がなくなり、人と人
の関係もどんどん冷え切っていきます。誰もが気持ちよく働けて、持てる力を
存分に生かして、楽しい社会を作りたいです。そのためには皆が健康であって
こそ、良いアイディアも生まれ、いきいきとした世の中になることでしょう。
皆が自分の経験を持ち寄れば、実は難病と決め付けていた病気もどんどん
良くなるかも知れません。実際そうで、難病とは人が決めたもので、この自然界
に「難病という病気」が既にあったわけではありません。仮に医療・医学の完成
度が100としたら、いまはまだ1~2の出来栄えです。これから1000年経ってもそう
変わらないと思います。人が勤勉であり続けるように勉強しても勉強しても
終わらないように作られているのでしょう。でもだからといって100の完璧な状態
に出来ないと人の病気が治らない、というわけではありません。すべての理屈が
解明されなくても、いくらでも回復して健康になっている例はあります。
そういう治った事例を持ち寄って互いにつき合わせてみると、「そういう理屈か」
ではなく、「そういう風にすればいいのか」を知ることができます。理屈が分から
なくても治ること、良くなることができる方法を知ることが大事です。よほど倫理
に反するものは勧められませんが、そうでなければエビデンスばかりを治療の
大前提にするのではなく、まずは良くなってくれる方法を実践すべきなのです。