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2011年11月21日18:21:00
講演にお邪魔した際に、あるいはメール等でパーキンソン病についての質問
が多くなってきました。それで少しだけお話しします。
私はいつも、病気は細胞で起こると言っていますので、それに沿って考えれば、
パーキンソン病も細胞で起こるということになります。
責任病巣は脳幹部の中脳の黒質というところの細胞にある(ややっこしいです)
ということになります。ここの細胞に何が?といえば、
ここの細胞に老廃物が溜まるために、細胞の営みができなくなって発病します。
老廃物とは、いつも私の話しに登場する酸化と酸性の老廃物のことです。
何故そんな老廃物が溜まるかといえば、そこの脳幹部に血液が十分に流れな
いためです。
脳のMRIなどで血管撮影をしますと、随分血流が悪くなっています。
その原因は、脳血管の動脈硬化というよりも自律神経系の乱れによる血管の
収縮だと思います。私が思うにパーキンソン病の方は、長きに亘って仕事や
日常生活で繊細な振る舞い、または気をつかう応対の方が多いです。
さて、何故脳幹部の血流が悪いと老廃物が溜まるか?ですが、
細胞の老廃物を掃除する道具として食べ物からの抗酸化物質(ビタミン、
ミネラル、アミノ酸、酵素、補酵素)が使われますが、血行が悪いと掃除道具
が細胞に行かないのです。厳密には酸素とともに行かないのです。
あらゆる抗酸化物質の共通の因子は”電子でんし”です。
電子が細胞の老廃物を掃除します。
自律神経系のバランスを整えて血行を良くし、電子をしっかり細胞に送って、
細胞の老廃物を取り除きましょう。
そうすればパーキンソン病は病状の改善がみられます。
還元電子治療は電子を細胞に補充する治療ですが、実は自律神経系の乱れ
を治すのが、一番得意なのです。