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2011年3月16日19:51:00
この度の東日本での大災害に際して、自然のこととはいえ、多くの被災された方
がおられ、本当に悲しいことになりました。でも一生懸命やってまいりましょう。
原発の方もトラブルがあり、放射能漏れが気になるところです。
私は原発のことは十分わかりませんが、放射線の体(からだ)に与える害と
私なりの対策を少しお話しします。
放射線自体は目にも見えず、あびても何も感じません。
その良い例が胸のレントゲン撮影です。
けれども放射線はとても勢いをもったものです。その勢いで人の大事な細胞を
壊してしまいます。壊れた細胞はそのまま消滅するか、またはガンといわれる
細胞に化けてしまいます。
放射線が細胞を壊す時、大きく二つの道筋が考えられます。一つは直接的に
細胞を破壊することす。細胞はさまざまな物質で作られていますが、その物質
がもっている大切な電子(でんし)をはじき飛ばします。(電離といいます)
するとその物質は安定性を失い、細胞としての構造を保てなくなって消滅するか、
細胞自ら何とか修復を開始しようとします。
でも修復に失敗すると細胞はガンという細胞に変化します。
もう一つは放射線によって活性酸素という”細胞をサビさせる物質”が沢山でき
ることです。これが放射線の間接的な害です。活性酸素もやり方は違いますが、
細胞を構成する物質の電子(でんし)を奪いとってしまいます。そして結果は
放射線の直接的な害と同じになります。
それでお分かりと思いますが、いずれの過程でも細胞から電子(でんし)が失わ
れることが放射線のもたらす最大の害なのです。
では何をすべきかというと、はじかれたにせよ、奪い取られたにせよ、どこかに
行ってしまった電子(でんし)を探している暇はありません。
細胞に大至急電子(でんし)を供給することです。
大破した家を建て直すとき沢山の建築資材がいるでしょう。
だから壊れた細胞の維持にも沢山の電子(でんし)が必要なのです。
私は決して放射線障害のことは想定していませんでしたが、この約20年間
細胞に電子を補充する治療(電子補充療法)を続けてきました。
こんなときこそ一人でも多くの方が利用して頂けたらと願っています。