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2009年10月25日18:54:00
最近ある癌患者さんがこられました。専門医の方では直ぐに手術をせよ、
というのですが周りから聞こえてくる話しでは手術に否定的ですので
自分も手術をしないで治す、といってこられました。
今の医療はその大半が対症療法です。癌という所見がそこにあると
分かったので、それに対して手術をするのです。決して癌そのものが
二度と出来ないようにするための治療ではないです。そういう点から
私は根元(ねもと)の治療を行うことを勧めています。根元とは細胞
のことです。人の体はどこをみても細胞で出来ていて、癌になるのも
もともと正常細胞があるときから正常性を失っておかしな癌という細胞
に変身していったのです。ですから病気というものは細胞で起こるので、
常に細胞を元気にしておくことが、根元の治療になります。
しかし、対症療法を否定しては医療は成り立ちません。もし身内の
子供さんが風邪を引いて40℃の熱を出している時、どうしますか。
わたしは特別な理由がない限り解熱剤を処方します。決して風邪を
引かない体にするのが根元の治療だからといって、わざわざその時
から体の免疫力をあげるような日常生活の改善策は開始しません。
そんなことは後でもいいのです。その話しを先ほどの癌患者さんに
しました。「まず手術、そして根元の治療を開始」あるいは「手術と
ほぼ同時期に根元の治療開始」でやるべきです。患者さんにとって
あるいは人にとって一番大事にしなければいけないのは「生きる」
ことです。