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2008年10月12日18:41:00
人の体にはサビがたまります。そんな話が10年ほど前からでてきました。サビ
と言うと、私だったら野ざらしにしてある鉄板や鉄棒にできる、あの赤茶けたサビ
をイメージします。ですから人の体にサビがたまると言っても、にわかには信じが
たい話でした。鉄板がサビる原因は主に酸素で、それに水分が加わって起こり
ます。人の体のサビは活性酸素とそれに影響を受けた体内の化学物質(ラジカ
ル)を言います。両者に共通しているのは「酸素」です。ものをサビさせるようす
を酸化といいますが、酸素は酸化させる力を持っています。しかし酸素からでき
た活性酸素は、酸素よりももっと酸化させる力を持っています。だから人の体は
ものすごくサビやすいので、逆にサビないようにする特別な力を持っています。
いわゆるサビ消しの物質を持っているのですが、これが少なくなった時私たちの
体はサビついて病気になってしまうのです。今は世界中で動脈硬化症を予防す
るために特に悪玉のコレステロールを下げる努力をしています。とても大切なこ
とだと思いますが、少し付け加えるなら悪玉のコレステロールだけで動脈硬化に
なるというよりも活性酸素の影響を受けた悪玉のコレステロールが動脈硬化を
なりやすくします。人の体のサビを消す究極の物質は「電子」です。ビタミンEが、
ビタミンCが、ポリフェノールが、コーエンザイムQ10が体のサビを消すと言われ
るのは、まさに電子による働きです。だから私達は還元電子治療を作ったので
す。還元電子治療の電子をサビ消しの究極の物質として利用しているのです。
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2008年10月11日16:55:00
長い間患者さんを診ていますと病気を治すためには、いったい何が必要なのか
が分かってきます。例えば骨折した人にとっては、手術がいらない場合なら安静
とその後のリハビリが必要でしょう。またお腹の手術をした人にとっても安静とそ
の後に体を動かすことが必要でしょう。また脳梗塞と後遺症が起こったらやはり
安静とリハビリをするでしょう。他の内臓の病気もそうなのですが、最も早く病気
を治す方法はその患者さんの自己防御力、特に免疫力を高めることです。多くの
方は免疫力と言えばウイルスやガンを攻撃するイメージだと思いますが、実際は
それ以外に体の傷ついた部分を治す,修復する力も免疫力なのです。患者さんを
診てみますと、免疫力の丈夫な人ほど何かの手術を受けてもいち早く退院して
帰ってきます。それと関連したことですが今鳥インフルエンザが話題になってい
ます。数年前はサーズが話題でした。どちらもウイルスですが、これからも永久に
少しずつ型の違うウイルスが誕生し人類に恐怖を与えるでしょう。それで私達は
何をすべきか、何を後世に残すか、を考えなければなりません。もちろんワクチン
やウイルスを撃退する薬が必要ですが、どんなウイルスにも対抗できるのはその
人の丈夫な免疫力しかありません。たとえ感染しても生き延びるチャンスは免疫
力を常に高めておく、もっと言えば自己防御力を高めておくことなのです。その意
味で還元電子治療は自己防御力を高めるために最も大切な治療法なのです。
それを支持しているデータが先日ご紹介のエイズに対する論文だと思います。
お時間のある方はご覧なってください。
医学雑誌名: 化学療法の領域 10月号 Vol.24 No.10 2008
題 目: HIV/AIDSに対する還元電子治療成績
出版社名: 株式会社 医薬ジャーナル社
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2008年10月10日19:09:00
インフルエンザの場合もそうですが、普通の風邪引きであっても高熱が出るこ
とがあります。高熱が出るのは風邪のウイルスが直接出しているのではなく、
ウイルスを撃退するために自分たちの体の中で免疫力が高まってきた為です。
ただし風邪をひく前からウイルスに感染されるような低い免疫力しか持ってい
なかったのです。ところでインフルエンザや風邪にかかった後、時々急性肺炎
になる人がいます。最初のウイルスの感染があって弱かった免疫力が刺激を
受け、だんだんと高くなるのだから肺炎など起こすはずがないように思うので
すが・・・。以前に偶然にもある人のインフルエンザになる前の活性酸素量と
インフルエンザを起こした時の量を知ることができました。おおよそ数十倍イ
ンフルエンザを起こしている時の方が多かったです。ちなみにこの時の活性
酸素は免疫細胞から出ているのです。それでこの大量の活性酸素が肺(気
管支も)の細胞を傷つけるため、容易に他のばい菌が侵入して肺炎を起こす
のでしょう。でももう一つ肺炎になりやすい大きな理由があります。それはイン
フルエンザや普通の風邪にかかった時、低かった免疫力は高くなってくると言
いましたが、免疫細胞が刺激されて免疫が高くなろうとする時ほど不安定で
危ない免疫状態なのです。すなわち最もひ弱な免疫力なのです。それでやる
べきことは、まず活性酸素を消す治療をすること、そして免疫力が安定する
までじっと辛抱して体を休めることです。決して仕事に出てはなりません。活性
酸素を消すことと、免疫機能を安定させる目的で還元電子治療はとても大切
なのです。インフルエンザや風邪をひいた時の還元電子治療はOKと考えてく
ださい。
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2008年10月9日18:24:00
そろそろ風邪の季節です。朝夕は冷え込み昼間は気温が高いので寒暖の差が
激しく、こんな時は肩こりがひどくなって、血行が悪くなって免疫機能が低下して
喉の風邪をひいてしまいます。しかしこの時期に日本中の人が風邪を引く訳では
ありません。風邪をひく人とひかない人の違いは風邪ひきを寄せ付けない力、
つまり自分で自分の体を守る「自己防御力」があるかないかによって決まります。
自己防御力の無い人が風邪だけでなく、ありとあらゆる病気にかかるのです。
病気になるには、それなりの病歴があります。風邪にかかるもっと前から先程の
気温の変化や日常のストレスによって時間をかけながら自己防御力が低下して
いたのです。日頃から体がだるいなどの自覚症状がなくても自己防御力が落ち
ないように還元電子治療をしておくのが良いでしょう。還元電子治療は体中の細
胞の元気と免疫力を高めてくれます。ところで細胞の元気と免疫力が低下してし
まう最大の理由は「体中の細かな血管の血液の流れが悪くなること」です。いわ
ゆる血行障害です。その血行障害の最大の原因は交換神経の緊張(自律神経
の一つ)と肩こりなどの筋肉のこりです。還元電子治療は交感神経の緊張を緩め
筋肉のこりをとってくれます。
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2008年10月8日18:18:00
皆さんは体の疲労感を感じることはありませんか。私共の診療所には癌を
わずらっている患者さんも多いですが、重症であればあるほど体の疲労感
を訴えます。例え、仮に癌を完全に治すことができなかったとしても、せめて
体の疲労感,だるさくらいは取り除いてあげたいと思います。それは患者さん
本人や家族の方であれば、なおさらそう思うでしょう。癌患者さんが還元電子
治療を行いますと、多くの方がとても疲労感が改善します。なぜ還元電子治療
が疲労感を改善するかを調べたことがあります。人の体は主に細胞で作られて
いるので、細胞の元気度を調べてみました(患者さんの了解を得て)。
そうしましたら、体の疲労感は細胞の中の老廃物によって左右されることが
分かりました。つまり、細胞の中が酸性や酸化状態に傾くほど疲労感が出や
すくなるのです。それで還元電子治療は細胞の酸性・酸化の老廃物を中和して
掃除するのがとても得意なのです。だから癌の患者さんにかかわらず、還元
電子治療をしている方は体の疲労感が少なくなりやすいのです。
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2008年10月7日19:20:00
私の診療所にはたくさんのご高齢の患者さんが受診して来ます。お若い方では
70歳、高齢の方では90歳代です。皆さんが口をそろえて言われることは「自分
が亡くなる時は、ころっといきたい」と言うことです。「病気で長わずらいだけはし
たくない。だって家族の者に大変面倒をかけて申し訳ないし、時に嫌がられてま
で長生きしたくないと思うのです。」これが患者さんの本心だと思います。これを
聞いた時、私もよい方法はないものかとずっと考えてきました。それである時患
者さんを診察していて気が付いたのです。例えばお酒が好きで好きで三度の飯
よりお酒を好物にしている人を診ていて「もう肝臓も悪くなっているし、このまま
では肝硬変や肝臓ガンになってしまうかもしれない、だからもうお酒の無い生活
に戻った方がいいと説得します。」本人も体の具合の悪いことを十分わかって
いるけれどその生活を直せないでいます。それから数年して案の定、肝硬変と
肝臓ガンができてしまいました。そこからが長い闘病生活の始まりとなりました。
やっぱり病気になろうとする人は、体の中にしっかりと異変が起こっているのだ
と思いました。今の例の場合は、本人も体の具合が悪いと言う自覚症状があり
ますが、たとえ自覚症状がなくても病気の起きる異変が体にあったなら、ある時
突然倒れ闘病生活に入ることでしょう。体の異変とは、正に細胞の異変のこと
です。いくつになっても細胞がピカピカに磨かれていれば体は元気です。そんな
人をみていると、長わずらいをしていません。そんな人に限って還元電子治療を
していることが多いのです。
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2008年10月6日19:13:00
私共の診療所は開院してまる16年経ちました。ID番号が13700台ですので
初めて受診して頂いた患者さんが13700人以上おられることになります。
16年前の開院日に受診して頂いた患者さんの内、今も来られている方が何人
もおられます。当時75歳であった女性の方は現在91歳になります。16年も
経ったのですが、16年前よりも今のほうがずっと元気なのです。つい最近この
方の血液検査をみると、免疫の指標であるリンパ球が31パーセント以上あり
単球も6パーセント以上、そして外敵と戦う免疫細胞の数(白血球)は6500
ありました。こんなに丈夫な免疫力があるとガンやウイルスもこの人の体には
住めないと思っているはずです。まずこれが元気の証拠です。ちなみに最近、
私の診療所に来られる20代や30代の方の免疫力を調べると、今ご紹介の
91歳の方よりもとても低下している人がいます。そして悪性の病気になられて
いる方も多くなっています。もう一つ元気である証拠は細胞の元気を調べた時
このご高齢の方が35点満点中21点取っていたことです。これは過去に調べ
た72名の平均点数が22点で、その平均年齢が39.5歳であることを考える
とものすごい高得点です。それで91歳の方は75歳から16年間還元電子治
療を続けている方なのです。
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2008年10月5日17:53:00
まだ還元電子治療の名前の由来を説明していませんでした。もともと還元電子
治療の土台になっているのは大気マイナスイオンですので、以前はマイナスイ
オン療法と呼んでいた時期もありました。しかしせっかく人の体に良い働きを与
えるマイナスイオンがいつしか間違った意味合いで過剰に使われてしまい、たい
へんな混乱と誤解が生じました。とても残念です。それで私達はマイナスイオン
の誤解を解くためにも還元電子治療と呼びかえることにしました。ですから改め
て表現すれば、還元電子治療は大気マイナスイオンを基礎にしてそれを臨床応
用している治療法です。そして還元電子治療は大気マイナスイオンそのものを
臨床で使用している訳ではなく、マイナスイオンを作ることのできる電子のみを
人の体に与える治療です。還元電子治療の電子の言葉はそれを意味していま
す。また還元と言う言葉は電子が体に入って行った時、体内のサビまたは活性
酸素またはラジカルを消す作用があるため、それをもってして還元の作用があ
ると言いますので、あえて還元電子と名付けました。本当はその電子は体内の
酸性物質(乳酸,ピルビン酸,二酸化炭素由来の物質)も中和してアルカリ性に
傾けるので還元アルカリ化電子治療と言うのが正確です。でもとても長いので
なじみ良くするためにも還元電子治療としました。それにしても電子に還元と言う
言葉やアルカリ化と言う言葉を付したのは、同じ電子でも人の体に留まってくれ
る電子でなければ意味がなく、もし体を突き抜けてしまうような電子を与えても
体は還元化やアルカリ化は起こらないからです。そこに同じ電子でも違いがある
ことを強調しました。
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2008年10月4日16:43:00
還元電子の電子は治療器から出た後、人の皮膚表面から入り込み血液中に
移動します。でも電子単独では血液の中をうまく流れていきませんので水素イ
オンと言う物質にくっつきます。すると便宜的に水素原子になるのですが、水素
原子そのものも単独では存在しにくいです。そのため水素原子を抱えられる構
造が必要です。一番なじみのある物質がビタミンCやビタミンEなどのビタミン類、
アミノ酸類などがあります。それらが結果的に電子を運搬する還元性物質であ
り、細胞の中に入っていって細胞の中を還元化します。細胞の中が還元化され
ると細胞の中の水素イオン(これが酸性を示す物質です)が細胞の外へ入替わ
り出て行きます。この様にして細胞の中は酸性と酸化が改善されていきます。
もうこの話を聞いてお気付きになった方も多いと思いますが、酸性と酸化の改
善が水素イオンと電子の反応だけで行われていることに・・・。
たったこれだけの反応が病気になるか、ならないかを決定する重要なカギに
なっています。人の体はものすごく複雑ですが、とても簡単に考えることも可能
です。
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2008年10月3日17:50:00
還元電子治療は電子そのものを人の体に与える治療です。そして電子を
受け取った体は細胞の新陳代謝が高まり、また免疫力が丈夫になります。
いわゆる自分で自分の病気を治すという力=自己防御力を高める治療で
す。医療の分野では新しい治療法ですが、治療の基礎になっているのが
空気中のマイナスイオンですから、年齢や性別、人種、病気の種類、病気
の重症度がどのような場合であっても治療することができます。ただし、
この治療法を医療の一つとして位置づけていくためには客観的な裏づけが
必要です。そのため私達は長い時間をかけて、臨床試験や共同研究を行っ
ています。最近ではエイズの患者さんにこの還元電子治療を試していただ
きました(臨床試験として)。症例数は十分とは言えませんが、その結果に
私たち自身、とても驚いています。この試験によってエイズウイルスの減少、
免疫細胞の増加、患者さんの体重の増加などを確認できました。たかが
マイナスイオンの電子と思われがちですが、これほど人の体の自己防御力
を高めることは予想をはるかに超えていました。自然の中に暮らしている私
たちは、もっと自然の力を利用すべきだと実感しました。どうかお時間のある
方は私たちの論文をご覧になって下さい。
医学雑誌名: 化学療法の領域 10月号 Vol.24 No.10 2008
題 目: HIV/AIDSに対する還元電子治療成績
出版社名: 株式会社 医薬ジャーナル社