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2008年11月11日19:32:00
「自分だけがたより」これが、私が患者さんにお話をする時の締めくくりの言葉
です。還元電子治療は確かに免疫機能を高めたり、細胞の元気を高めたりし
ます。いわゆる自己防御力を高めます。しかしその自己防御力がつきやすい
かどうかを決めているのは、本当は患者さんの心です。病気になったとき病院
に行って、治療しようとするのは良いことです。でも病気を本当に治す決め手を
持っているのは、やっぱり患者さんです。ですから自分でなければ病気を治せ
ない、あるいは自分だけが病気を治せると思って下さい。必要とあれば、病院
の治療の力もお借りし、自分なりのゴールまでのスケジュールを描いてどんど
ん進んで下さい。自分の治療に対する心構えが決まると、そこから自己防御
力が動いていきます。ここにAさんとBさんという2人の大腸ガンの患者さんが
いたとします。Aさんは手術をしてその後すっかり元気になりました。Bさんは
手術をして半年後再びガンになりました。きっとAさんの自己防御力は再びガ
ンができないようにする強力なものだったに違いありません。それに対してB
さんの自己防御力は、再びガンが発生するのを食い止めることができない程
弱いものであったと思います。そこでもし仮にできるとして、Aさんの自己防御
力をBさんに与えることができたとして、Bさんの大腸ガンは治るでしょうか。
たぶん治らないでしょう。なぜならAさんの自己防御力はAさんにしか通用しな
いからです。だからBさんは自分で病気に勝つだけの自己防御力を身につけ
なければならないのです。ですから「自分だけがたより」なのです。
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2008年11月10日17:55:00
病気になるまでにはそれに要した時間があります。風邪をひいたと言う人は、
きっと何週間か数ヶ月間からだの免疫力が低下するほどの疲労が続いてい
たと思います。そこに風邪のウイルスが容易に入り込んできて、少し日がた
って本格的な風邪症状がでたと思います。また明らかな糖尿病と診断される
までには何年か何十年か糖尿病の気配を持ちながらいたと思います。そして
喉が渇く、体がだるい,足がしびれるなどの症状がでて病院に行ってみたら
血糖値が500を超えていたと言う人もいるでしょう。いずれにしても病気が出
るまでには長短はともかくそれぞれに歴史があるのです。ですから治療して
回復するまでには、本来ならその歴史に相当する時間が必要でしょう。でも
ほとんどの患者さんはそう思っていません。それどころか風邪をひいて40℃
の熱があるのに「仕事を休めないからいま治して欲しい」と言う方もおられます。
病気に至るまでの歴史を考えれば、とてもそんなに一瞬にして治ることは困
難ですし、仮に無理やり症状が消失できたとしても何の手立ても講じないな
らば、必ずあるとき体のどこかにしわ寄せがきます。出来るだけいつも体を
いたわって、気に掛けて欲しいです。そして体に病気が起こるのは体の細胞
に起こるので、いつも細胞を磨くようにすれば病気そのものが起こりにくくな
りますし、すでに病気がある場合には回復が早まるでしょう。その為に還元
電子治療がとてもよいのです。
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2008年11月9日21:04:00
すっかり寒くなってきました。柿の木にはたくさんの柿がぶらさがっています。
もう少しすると冬のみかんも出回るでしょう。私の小さい頃は冬のみかんと言
えば必ず木製のみかん箱にみかんが詰められていました。箱にはL,M,Sな
どの刻印が押されて、私はもちろんLサイズが希望でした。時々みかん箱のふ
たをバリバリいわしてはがした瞬間、緑っぽいカビと白っぽいカビの生えたみか
んがあって、もう腐っていると思うととても残念な気持ちになりました。それでも少
しでもたくさんのみかんを食べようとして完全に腐ったみかんを取り除きその周
りにカビが移っていったみかんはカビの部分だけは捨てて残りの部分は食べま
した。私はみかん箱のみかんに対して大手術を行ったのです。そして助けられる
ものは助けて食べれるようにしたのです。実は私たちの体の中に住み着いてい
る免疫細胞はまさにこれと同じことをしてくれているのです。どうしても修復がで
きず、悪いところを取り除くことによって残りの臓器組織を生かそうとしてくれま
す。もし免疫細胞にそのような力が無くなったら臓器は全滅するでしょう。みか
んなら箱ごとのみかんが全てカビてしまうでしょう。だから私たちは自分自身の
免疫力をいつも良い状態にしておくべきであり、私たちの還元電子治療はその
ために大活躍してくれます。
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2008年11月8日19:39:00
多くの方は大なり小なりお金を蓄えていると思います。何年かしたら使おうとか、
老後に使おうとか予定していると思います。使う時期はともかくとして、使うため
には予め少しずつ蓄えていかなければなりません。実は「健康」も貯蓄と全く同
じ考えが必要なのです。今蓄えていく健康は3年後,5年後,10年後も健康に
生きられることを保証してくれます。そこで健康が本当に溜まって行ってるかど
うかを見極めるために私達は細胞内検査を用います。少なくとも検査結果が平
均点を超える状態でずっと過ごしていけば健康で長生きできると言えます。その
ためには還元電子治療を毎日実行していけば、そして細胞の元気度を維持して
いけば良いのです。ただ還元電子治療は、細胞の元気を高める治療ですから
概ねどなたの場合でも体の調子が良いと自覚します。そのため、特に会社を経
営する責任者の方はついつい働きすぎて、体に負担をかけてしまうことがありま
す。どうか体あっての仕事ですから、還元電子治療によってたくさん健康を貯金
していただき20年後も、30年後も元気で活躍して欲しいと思います。それで私
の願うことは、仕事をリタイアされて70歳を過ぎていても、とても元気であれば
そうした方々の能力や技量をまだまだ世の中に提供して、後に続く世代に教え
込んで欲しいと思うことです。人類の更なる発展のことよりも、結果的に人と人
のコミュニケーションが良くなり、社会もお互いに人を思いやることのできる、と
ても心地よいものになるはずです。還元電子治療が人々の末永い健康に貢献
するならば、そんな明るい未来に変えていくこともできるでしょう。
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2008年11月7日20:39:00
11月3日から11月6日までの4日間、中国吉林省の長春に行ってきました。今
頃の長春はすっかり秋らしく、朝夕は大分冷え込みました。日中でも日陰の水溜
りには薄い氷がはっていました。たぶん緯度が北海道と同じくらいだと思います。
長春に出向いた目的は、長春中医薬大学で「還元電子治療」について講義をす
ることでした。実は11月3日付けで長春中医薬大学の客員教授としてのお仕事
を頂戴することとなり、11月5日大学院の学生さんを中心に約200名の方に私
共の還元電子治療について講義を致しました。今回の内容は「病気を予防する
自己防御力について」であり、90分間の講義時間でした。かいつまんで言えば
① 病気の発症は細胞レベルで考えること、そのための細胞内検査 ② 細胞レ
ベルで新陳代謝を高めること、そのための還元電子治療 ③ 還元電子の体内
への侵入機序と細胞内への移動モデル ④ インスリン非依存性糖尿病(NIDD
M)の細胞レベルでの発症要因 ⑤ エイズに対する治療成績についてお話しま
した。還元電子治療は新しい分野でありますから学生さんの真剣なまなざしが
とても印象的であり、新鮮に感じました。私自身が学生の頃教授方の講義を聞
いていて、感動していた時のことが思い出されます。でも十分な勉強はできなか
ったのですが・・・。ともかく講義を終えてたくさんの学生さんから病気のことを交
えながら質問を受けました。色々話しているうちに改めて学問の素晴らしさが感
じ取れました。真正面から向き合って真剣に議論しあうことが、人と人との間に
友情が生まれ、互いに発展していって、やがて社会と社会、国と国の協力に結
びつくのかなと思いました。これから私達は、自分たちの持っている全てを、す
なわち「還元電子治療」を国内外を問わず、教育の場,研究の場,臨床医学の
場にどんどん導入していきたいと思います。しかし私達だけではほんのわずか
な事しか出来ません。この医療が発展していくためには年齢や職業,国籍を問
わず色々な方々の助言や協力が不可欠です。私共はこれからも一生懸命努力
していきたいと思います。この度の長春中医薬大学の講義に際しまして大学側
の沢山の先生方にお世話をいただきました。王 校長, ? 副校長, 宋 院長,
? 外事処長, 王 外事 副処長に心からお礼申し上げます。そして特に講演内
容のご指導を頂いた 袁 世華 教授, 梁 鉄 教授に心からお礼申し上げます。
また日本側からは多面に亘って支えて頂いた後藤 栄三 様, 阿倉 英実 様に
心からお礼申し上げます。皆さん、ありがとうございました。
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2008年11月6日18:38:00
脳は1.2キロくらいか、またはそれ以上の重さがありますが、その中心になる
のは脳神経細胞です。人の体は生き物であり、それは突き詰めて言えば、細胞
が生きているということです。その細胞は負担をかければ活動が衰えるし、反対
に環境を良くして磨き上げればどんどんと活発になって仕事をしてくれます。それ
では、どんな良い環境を与えたら良いのか。もちろん一番大事なことは、負担を
かけ過ぎないことです。つまり、ひどい過労やストレスを避けてほしいです。しか
し、今の社会生活では、どの方であってもおそらくストレスの連続でしょう。ですか
ら、そういう劣悪な環境化であっても細胞に良い環境を与えるとすれば、それは
還元電子治療しかないと言って良いでしょう。血行を良くして細胞に十分な血液を
流し、細胞にとって必要なエネルギーを作るための材料を供給します。そして、
細胞から出てくる老廃物を速やかに血行を介して捨てます。更に細胞の中に発生
した有害性の強い老廃物を消すようにします。こうやっておけば、細胞はいつまで
も可能な限り元気で働いてくれます。そして、時に思いもよらぬ効果を発揮します。
私達は痴呆症やパーキンソン病などの患者さんにそのような回復をしばしば経験
してます。
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2008年11月5日17:55:00
痴呆症(認知症)の方がおられた場合に、どんな治療をすることが良いでしょう
か。家族の方とのコミュニケーションも必要でしょうし、少々外へ連れ立っての
外出も良い気分転換になるでしょう。また、病院などでの脳の回復を目指して
の専門的なリハビリやお薬の処方も良いでしょう。でも、私どもが患者さんや
家族に伝えることはいつも同じです。「今、残っている脳細胞を一生懸命磨き
ましょう。」死んでしまった、そして消滅した脳細胞は、どう頑張っても復活しよう
がありません。腎臓という臓器は右と左とそれぞれ1個ずつあります。もし、何か
の理由で片方の腎臓を取ってしまったなら、その方には残り1個しかありません。
でも、残り1個の腎臓が十分元気であるならば、オシッコを出させるという働きは
できます。そして、健康に日常生活を送ることができます。そう考えると、確かに
脳は1つしかないけれど、ダメになった部分はどうしようもないけれど、残っている
脳細胞を大事にし、毎日一生懸命脳細胞を磨くことがとても大切だと私は思い
ます。では、どうやったら脳の細胞を磨いて、元気な脳の細胞にしたら良いので
しょうか。
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2008年11月4日17:21:00
私どもの診療所に時々、痴呆症(認知症)の方が家族のものに連れられて
来院します。患者さんと向かい合っていろいろと話を伺うと自分の生い立ち
など、あるいは戦争当時のことをとても詳しく話してくれます。でも診察室に
入って、つい今しがたのことを尋ねてもさっぱり覚えていないのです。時に、
「今朝、ご飯を食べましたか。」と聞くと、「まだ食べていない。」と言うのです
が、家族の人は「さっき食べました。」と言うのです。その患者さんに痴呆症
を調べるテストをすると、やはり点数が良くありません。時に脳の画像検査を
すると、脳の縮んだ状態が目立つことが多いです。今では、いくつか痴呆症の
薬もあるのですが、それでもそれで全て解決するとは言えません。痴呆症の
方がおられても家族の人が時間的にも体力的にも余裕があれば良いのです
が、実際はなかなか看護にあたれない場合も多いです。そんなとき私たちは
どうするのが良いでしょうか。
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2008年11月3日18:14:00
私も日頃から肩こり症を起こしやすい方です。確かに肩こりは季節の変わり目
に1日の中で寒暖の差が激しかったり、気圧の変動が大きかったりして起こりま
す。肩こり症の中身は、筋肉に乳酸という物質が溜まることです。これは人の体
をとても酸性に傾けます。酸性の体は細胞の元気が低下し、ときにガンやばい菌
を食べる免疫細胞の元気まで低下させます。ところで大気中にはマイナスイオン
が存在しますが、反対のものとしてプラスイオンというのもあります。プラスイオン
の中身は水素イオンと呼ばれる物質ですが、これは酸性を表す物質です。ちなみ
に肩こり症の乳酸は酸性物質でまさに水素イオンを持っているのです。そういう意
味では、空気中のプラスイオンも肩こり症の乳酸も互いに仲間なのです。それで
空気中のプラスイオンが多いときは、それを取り込んでいる人の体はとても酸性
に傾きやすく、また交感神経という自律神経を刺激するため血管が縮んで血行
障害を起こし、結果的に乳酸が溜まりやすくなります。ついでながら酸性雨という
のがありますが、これも雨粒の中に硝酸や塩酸や硫酸などが混じっていて、これ
らが全て酸性の性質を持つため人の体は酸性に傾きやすくなります。もちろん
酸性雨の中身は水素イオンです。これで明らかになってきましたが、人の体の
元気を失わすものの一つに、酸性物質の影響がありますが体の中でも、体の外
でも、それらは水素イオンを持つ物質なのです。還元電子治療はその電子を水素
イオンに与えると水素に変わり、酸性の性質が消えるのです。そして人の体の
元気が回復するのです。
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2008年11月2日17:53:00
風邪引きがとてもはやってきました。今は喉の風邪がとても多いです。患者さん
にはうがいをして、体を暖かくして、ご飯を食べて、薬を飲んで、寝ましょうと言っ
てます。風邪を引いた患者さんのお話を聞いていると、中には一週間もお薬を
飲んでいるのに治らないという人がいます。もちろん仕事を休むなどとしてゆっ
くり休養をとるべきところをとっていないのが原因です。でもどうしてそんなに
ひつこい風邪なのか、多くの患者さんは不思議に思っています。私はそんなとき
こう言います。「あなたの喉の風邪が治らないのは、あなたの首や肩の筋肉の
こりがひどいためです。」実際長く風邪引きの患者さんをみてきてそう思います。
季節が変わって昼間は暖かいのに朝夕は冷えるという変化、あるいは朝夕の
気圧の変動があって筋肉のこりが起こりやすくなるのだと思います。こりが起こ
れば、喉を含めて首から頭へかけての血行が悪くなります。血行が悪いと血液
の中を移動している免疫細胞の元気が低下します。免疫が低下すれば、なかな
か風邪のウイルスを退治できません。血行が悪くなってなぜ免疫が下がるかと
言いますと、血行障害の原因になっている筋肉のこりは、乳酸という疲労物質が
筋肉に溜まっていて、その乳酸は免疫機能を低下させるのです。さて、還元電子
治療は筋肉に電子を与えます。すると、乳酸の持つ酸性の性質が中和して乳酸
が少なくなります。すると筋肉が緩んで血行も良くなり、免疫も良くなります。
そんなことから、喉の風邪引きにも、還元電子治療はとても活躍します。