2018年6月3日07:24:00
No.760
人生での最大の宝物は、何と言っても心身ともの健康です。
心身の健康さえあれば、とても困難と思えるようなことでも、乗り越え
ることができます。また生涯楽しい人生をおくることもできます。
もし健康を失ってしまうと、たとえ自分が健康であっても、家族の病気
はとても身に応えます。
早く良くなって、明るい笑顔に戻ったらいいなと思います。
病気にならない最も良い方法は、健康を維持することです。
しかし、多くの人は、健康の判断を自覚症状に頼っているのです。
それでは遅いのです。
いまの時刻まで全く自覚症状がなくて、次の1秒後に脳梗塞で倒れ
たら、あっという間に病気なのです。それでは遅いのです。
おそらく脳梗塞になる数秒前の脳MRIをみていたとしても、そこに
異常はないのです。
よく行われている健康診断は、「いま病気が確認できるかどうか」を
伝えるものです。
しかし人々が必要としているのは、自分が病気などならないで、
健康で行けるかどうかを知りたいのです。
もっと言えば、特にご年配になるほど、ピンピンコロリ!と逝けること
を知りたいのです。
それを知るには、自分が病気を防ぐ力を持っているかどうかを
調べることです。もし病気を防ぐ力を持ち続けるなら、それは病気が
ず~と起こらないで過ごせることを意味します。
その検査が「自己防御力診断」なのです。
2018年5月31日18:57:00
No.759
5月、6月は季節柄、血行がわるく、免疫機能も低下します。
朝方から午前中までは気温が低く、日中はグンと上がります。
しかし午後になっても、身体の足腰は冷えたままになっており、
梅雨時ならなおさらです。
気温の変化だけでなく、気圧の変化も激しいので、関節の浮腫みも
出やすくなります。
これに免疫機能の低下も加わるので、関節痛も起こります。
痛風発作、ヘルペス、脳梗塞や心臓の不整脈にも注意が必要です。
十分に睡眠をとり、できれば夜11時までには入眠しましょう。
食事ではタンパク質とビタミンCをとりましょう。
入浴と散歩、ときおり深呼吸も。
還元電子治療のある方は、標準的なあて方と、頭のこめかみにも
行って下さい。
2018年5月13日21:58:48
No.758
血行を良くすること、そして細胞の酸化・酸性の老廃物を除去すること
で、新しい癌化細胞をつくらないようにします。
しかし完全に癌化した細胞を正常細胞に戻すことはできません。
でも癌化した細胞を沢山の正常な細胞で取り囲んで、癌化した細胞を
封じ込めるか、消滅させることができます。
子供の頃によく行った「おしくらまんじゅう」に似ています。
中心に癌化細胞をおいて、その周りを正常細胞で取り囲むのです。
そうやって癌の孤立化と封じ込めを図ります。
これを「おしくらまんじゅう方式」と呼んでいます。
それをするにはしっかりと血行改善を図り、抗酸化物質の摂取と
還元電子治療を行ってください。
2018年5月6日08:36:41
No.757
正常細胞が癌細胞へ変わるとき、
①細胞は血行不良に伴う酸素欠乏になる
②上記①によって細胞内の乳酸が増え、酸性環境になる
③上記①によって細胞内の相対的酸化が増す
などが起こっています。
では血行がとても良いなら、癌細胞への変化は起こらないか?
といえば、そうではありません。
血行が良いと、通常は細胞の中は酸素が豊富ですから、細胞内での
エネルギー作りはとても順調です。
しかし酸素を使うので、細胞内には沢山の活性酸素、フリーラジカル
が発生しますし、同時に二酸化炭素も沢山できます。
これらの老廃物の量が多くなり、それが持続すると、その影響は
血管の収縮につながります。
つまり細胞のオーバーワークは、血行障害をまねくことになります。
そして血行が悪くなると、あの癌発生の機序へとはまっていきます。
日頃オーバーワークにある方は、ペースダウンするか、最低限
抗酸化物質、とくにアルファリポ酸、コエンザイムQ10、ビタミンC、
ビタミンE、NADHをとって下さい。これらは全て電子の供給源です。
その観点から、何よりも還元電子治療をしっかり行うべきなのです。
2018年5月3日22:27:35
No.756
癌ができるのは、血行不良による酸素不足で始まります。
細胞が酸性体質になることです。
これ以外にもう一つ重要なことがあります。
細胞が錆びることです。いわゆる活性酸素やフリーラジカルで酸化
することが、癌の発生にかかわっています。
しかし錆びる現象のメカニズムは、酸素を利用することに起因します。
いま細胞は血行不良のため酸素不足になっているので、細胞は錆び
ができにくいはずです。それなのに何故細胞は錆びるのでしょうか?
一つの考え方として、血行不良なので、酸素だけでなく、錆びるのを
食い止める抗酸化物質(例えばビタミンC、ビタミンE,アルファリポ酸、
コエンザイムQ10、NADHなど)も、細胞に十分行きわたらないとも
言えます。だから酸化する、と考えます。
しかし私の実験では、細胞の中の錆びる絶対的量ではなく、
細胞の中が細胞の外に対して、相対的にどれだけ錆びるかで
癌の発生が起こると考えられます。
このようにして細胞の癌化は、細胞の相対的酸化という体質で
決まります。
かくして癌細胞は、酸欠で生きる細胞であり、酸性と相対的酸化
の体質の細胞なのです。
2018年4月29日21:47:15
No.755
癌になる細胞は、血行不良で酸素欠乏になり、細胞内に乳酸が溜ま
ることが特徴でした。
実は、このことが癌を阻止できない理由になっています。
免疫細胞は乳酸という物質、または酸性という性質にとても弱いと
考えられます。
過去に人のNK細胞に乳酸濃度を増やしていくと、NK細胞の元気
(活性)がとても弱くなったのです。
また癌のきっかけになっている血行不良に際して、筋肉の凝りがかなり
関与していますので、筋肉の凝りのもとである乳酸の蓄積が、さらに
NK細胞の元気を落とすことになっています。
癌の乳酸、そして凝りの乳酸、その両方で免疫は全く元気がでません。
さらに免疫細胞は血液循環を大きなパトロールの手段にしています
ので、血行不良そのものが、免疫細胞の働きを阻止しています。
まずは血行不良を改善し、せめて筋肉の凝りを解消することが重要
です。
そのためには、①散歩・深呼吸、②41℃の入浴、③十分な睡眠、
④ガンマアミノ酪酸・ビタミンB1の摂取、⑤還元電子治療、
⑥マッサージ、⑦温熱治療、⑧体操・気功、その他、できるものから
実施して下さい。
時間がかかりますが、決して諦めてはいけません。
2018年4月22日18:38:30
No.754
多くの患者さんの診察から、癌の始まりは、血行不良に違いないです。
その原因は①自律神経の緊張と②筋肉の凝りです。
筋肉の凝りは自律神経の緊張に由来するものと、仕事などで意識の
集中により息こらえが続くためです。息こらえでは呼吸が浅く、
取り入れるべき酸素が少ないのです。いわゆる酸欠です。
酸素欠乏で筋肉に乳酸が溜まり、筋肉が硬くなります。
そして血管を圧迫します。
血行不良で最も問題になるのは、酸素欠乏です。
著しい酸素欠乏の細胞が癌細胞に化けることになります。
そのため出来上がった癌細胞は、酸素無しに生きる方法を選びます。
正常細胞は酸素無しには活動できませんので、そこが癌細胞の特徴
です。
癌細胞は酸素無しに活動するのですが、肩こりの筋肉と同様に
乳酸がたまります。乳酸はとても酸性が強いので、癌細胞は
酸性体質の細胞なのです。
2018年4月16日13:36:34
No.753
昨日(4/15)は第10回還元電子医学の会勉強会に沢山の皆様方の
ご参加を頂きました。心から感謝申し上げます。
また前日の懇親会からご参加の方には、ご遠方のところから
お越し頂き、本当にありがとうございました。
一生は長いようで短いです。たかだか生きてみても100年です。
同じ生きるなら健康で楽しく、が良いのではないでしょうか。
これからも一緒に学び、いつまでも健康で過ごされること、心から
願っています。
健康であるためには、そのための力をつけることが必要です。
それが自己防御力であります。
その力無しに健康を維持することはできません。
また病気の方は、再度丈夫な自己防御力を手に入れること以外、
病気を克服することはできません。
自己防御力を良くする方法はさまざまです。
ただ、できるだけ早く回復するために可能な方は、日頃から
還元電子治療を実践して下さい。
また次回勉強会で皆様とお会いできること、楽しみにしております。
2018年4月10日15:23:51
No.752
様ざまな病状を持っている患者さんから、沢山のことを学びます。
私はこれまで、病気がでると、”病気とは何とも悪い奴だ”、
そう思っていました。
しかし長く患者さんの様子を聞いたり診たりしていますと、
病気とは、人が生きることを続けるために、やむを得ない措置なのだ
と感じます。
たとえば脳卒中や心筋梗塞が起こる根源に、血管の動脈硬化症が
少なからずあります。
動脈硬化症も病気ととらえることができますが、ひどくなると血管壁に
カルシウムが沈着して石灰化し、血管がとても硬くなり、本来の血管
の弾力性、伸縮性がさらに失われます。
一見すると、とんでもないことですが、こうすることで私たちは生き
のびることができます。
血管が動脈硬化症になるとき、血管壁はとてもひどい炎症を起こし
ています。もしそのままにしておいたら血管は破れ、大出血を起こし
、おそらく命を失ってしまうことでしょう。
しかし血管壁に炎症を鎮めるべくカルシウムがやってきて、血管壁
を頑丈に補強してくれるために、大出血をしないですむのです。
カルシウムが血管壁にくっついて硬い血管になることは、生体と
しての本意ではないものの、生きるためにやむを得ない究極の
措置なのです。すなわち生体の合目的的措置なのです。
そこで私たちは動脈硬化を確認したら、命を奪われないうちに
急いで対策をたてるべきなのです。
そして癌もまた、同様のことが起こっているのです。
2018年3月22日21:50:00
No.751
人々の病気を治すために医療があり、
また人々の健康を守るために医療があります。
ただそのような医療は、必ずしも最先端とは限りません。
最先端医療であることが人々の病気を治し、
健康を守れるとは言えないのです。
もう少し言えば、最先端医療を操る科学者であることが、
病気を治せる分けではありません。
もともと病気の成り立ちは、至ってシンプルなものだと思います。
自分の位置から遠く離れた、例えばはるか宇宙から病気の原因が
やって来て、自分が病気になったということは、あり得ないのです。
自分の日常で出会う、ごく短な事柄が原因となって、病気になり易い
体調に変わってしまうのだと思います。
CT検査、MRI検査、PET検査などの画像診断から、
「これはもう相当進行している!」と判断された癌の方が、
積極的治療を捨てて、単に身体を温めるだけの民間的治療だけで
とても元気で過ごされている姿を見ますと、本当に驚かされます。
新しい治療法を見つけることは素晴らしいことですが、
病気の根源を知ることは、さらに重要です。
病気を防ぐ盤石な力強さを回復することが、何よりも重要なのです。
それこそが医療のゴールなのだと思います。