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2010年3月5日19:47:00
時々講演で使う例題なのですが、次のうち一番重大な病気になりやすいすい
のはどれか、という質問です。
1. 常に多忙ではあるが、体に不調も感じられず、ここ10年間では風邪も引いた
事がない。今年定年退職です、ヤレヤレです。
2. いつも体の調子が悪く、何かと病院にお世話になることが多いのです。
3. どこも調子は悪くないが、定期的に健康診断は受けています。
統計はとってませんが、私の診療経験では答えは明らかに「1」です。重大な病気
になるというのが最大のポイントです。それは、もう間もなく定年退職を迎えること
にあります。常に多忙でしたから、脳の自律神経のバランスがみだれやすく、交感
神経の緊張が強くなって、それがず~と続いていたと思います。こうなると、体中
の血管が縮んで血液循環が悪くなってしまい、いわゆる細胞の新陳代謝は悪くな
り、細胞の元気が低下していつでも病気が起こる状態になっています。でも心身の
ストレスでおこる交感神経の緊張は、全くバランスとしては悪いのですが、病気
に負けまいとする免疫が強く発動されることが多いです。そのバランスの悪い免疫
の高まりが、一応細胞が病気にならないようにガードしています。ところがやっと
定年退職だ~~、ヤレヤレ。と感じた途端、バランスの悪い免疫の高まりは、その
高まりすら外れてしまい、ただのバランスの悪い免疫に落ちてしまいます。
するともうとっくに体の細胞の元気はなくなっているのですから、それを守る免疫
すら無くなった今、病気が一挙に大きなうなり声をあげて飛び出してきます。
ではどうしたらよいでしょう。日頃、体を沢山使うならそれに見合うだけ体をピカ
ピカに磨きながら生きていくことです。10年後も20年後も本当に健康であるため
には、いま体の手入れをしていくことです。そう思って還元電子治療を作りました。