[ テーマ: ブログ ]
2010年3月1日18:52:00
時々ガンの患者さん、特にとても状態のわるい患者さんを診療することがあり
ます。一般的にはガンという病気の良し悪しは、血液の腫瘍マーカーというのを
調べたり、CT検査やMRI検査、超音波検査で腫瘍の大きさを評価することで
判断します。しかしこれらに結果が現れるのは、ある種の治療を施してから少な
くとも一ヵ月や三ヶ月かかります。でもそれでは結果が良ければいいけれど、
結果が悪ければその時から治療法を組み直しても既に遅いことが多いです。
せめて一ヵ月以内に、できれば二週間程度でその治療法の適正を判断しなけ
ればなりません。これを可能にしたのが細胞内検査、つまり新陳代謝評価
スケールです。多くの患者さんがこの検査を受けて頂き、一日も早く元気になら
れることを願います。