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2009年1月17日19:22:00
私どもの診療所に来られる患者さんを診ていますと、とても「凝り症状」を訴える
方が多いです。筋肉が硬くなって凝るという現象の理由はわかってきているの
ですが、何故凝りという現象が人に必要であるのか不明です。ただこういうこと
だろうと思っています。筋肉が硬くなると、血行が悪くなります。血行の悪いところ
は、そこの臓器の元気がなくなります。臓器は細胞でできているので、細胞が
病気になるということになります。それがガンであったり動脈硬化症であったり
します。結局わたしは、病気がおこるところは必ず凝りが起こっていると思って
います。例えば、左乳癌の人には、左背中を中心とする凝りが長年続いてい
ますし、前立腺ガンの方には、昔から腰の凝り、言い換えれば腰痛があります。
それで血行が悪くなるときは、必ず病気になるから「凝り」という現象を用意
することで、病気になることの危険を事前に知らせてくれているのだと思って
います。還元電子治療も凝りをとるには最適の治療ですから、だから血行
がよくなって病気が改善するのです。