2014年9月14日11:58:00
No.630
先日、中国広州市にて開催された第2回還元電子医学国際健康フォーラム
に出席しました。私も講演させて頂きました。
多数の大学病院の先生方の講演を拝聴し、とても勉強になりました。
発表では、中国古来の伝統的治療法に還元電子治療を併用する方法を
とっておりました。病気が、それまで以上に、とても良く改善されていました。
これは日本でも同じで、種々の従来の治療法に還元電子治療を加える方法
をとっています。これは誠に適切なやり方です。
還元電子治療は、すでに病気が起こっている場合は、決して単一で使うもの
ではありません。それは病気を治療する為には、従来の治療法が不可欠
だからです。
還元電子治療は、病気そのものを治療するものではありません。
そして病気が起こるとき、例えばどこかに癌が発生するとき、初めからCTや
MRIで見える大きさの腫瘍が、まるで手品のようにできるわけでは
ありません。
病気が写真に映るまでには、写真に映らない段階の”病気の根”なるものが
あるのです。私たちはそのことを忘れてはなりません。
還元電子治療は、まさに病気の根を取り除くための治療法なのです。
何故病気の根を取り除く必要があるのか?
病気の根が残っているうちは何度で病気がはえてくるからです。
”現代医療+根元の医療”の姿こそが、これから求められる医療です。
2014年9月7日19:17:00
No.629
私たちの暮らしが豊かになれば、あるいは便利になれば、それはそれで
とても有り難いことです。しかしそんな暮らしを求め過ぎて、失うものも
大きいことがあります。その一つが自然環境の破壊でしょう。
例えば世界中で化石燃料を燃やし過ぎて大気中のCO2(二酸化炭素)が増
え、地球の温暖化に至りました。
その結果、海水温が上昇し、急速に氷河の氷がとけはじめ、あるいは一度
に洪水になるほどの雨が降ったり、一気に気温が42℃まで上昇したり、
そうかと思うと季節外れの大雪が降ったり、そして世界中でいろいろな
ウイルスが猛威をふるったりしています。
こんなことが続くと、やがて私たちの体は環境の変化に順応できずに、
たやすく病気になってしまいます。特に次の世代を受け継いでいく者たち
の健康がとても心配されます。
自然環境の再生を図るとともに、各自が健康を維持する努力をして欲しい
と思います。環境の変化で、体が影響を受けるのは、間違いなく
「自己防御力」の低下です。すなわち自分で病気を防ぐ力がとても弱くな
ります。自己防御力の低下は、病気の根ですから、必ず病気が起こり易く
なります。そして発生した病気は重篤化しやすくなります。
自己防御力を回復させるために用意された「還元電子治療」ですから、
今後の果たすべき役割は極めて大きいといえます。
2014年8月17日09:54:00
No.628
小さい頃はとても風邪をひきやすい、からだの弱い子でした。
いきなり40℃の熱が、度々でるのですから・・。
子供のころなら、誰しもそんなことはあるのですが、問題は当時、山奥に
住んでいたことです。冬ともなれば雪が多く、道なき道を馬そりに積まれて
保健婦さんの所へいくのです。もし、お医者さんにみてもらうなら、とても遠
くまで行かないといけませんでした。そんなことが、しばしばでした。
吹雪の中、私を連れて行ってくれた両親にも、そして馬にも、とても感謝して
います。医者になった今、その時の気持ちが、私の医療の考え方のすべて
かも知れません。
医療に、技術の進歩は欠かせません。しかしそのことが医療の根幹では
なく、施した医療の姿が”患者さんの動機づけ”になったかどうか、
だと思います。もっと言えば感動して頂いたかどうか、だと思います。
2014年8月8日01:01:00
No.627
病気を予防したり、病気を治したり、その方法は世の中に沢山あります。
どの治療法を選択しても、効果が得られるように、予め準備されています。
しかしそのことで、むしろ治療に悩んでしまう方がとても多いです。
あの方法にしようか、それともこの方法にしようか、この際両方やろうか。
もちろん、治療法をいくつ重ねても構いません。
しかし、そのことが、どの治療法にも身が入らないようではいけません。
気持ちが浮いて、専念できないようでは、あまり効果は期待できません。
「自分はこの方法でやろう!」と思われたら、是非それを貫いてください。
そう心を決めた時から、その治療法の効果は出始めるに違いありません。
私の場合は、その方法を”還元電子治療”に決めているだけのことです。
2014年7月27日16:47:00
No.626
病気がでるところは、紛れもなく細胞です。
その一方で、できる限り病気を出さないようにしているのは免疫力です。
正確には免疫バランスの良さです。
病気の細胞ができた場合ても、丈夫な免疫力を発揮できれば、病気の細胞
の増加を抑えて、病気を発症しないようにできます。
ところで免疫バランスを支えているのは、免疫細胞です。とくに重要な細胞
が単球とリンパ球です。それらを使って、オリジナルの免疫バランスシート
を作成してから迅速に免疫力を評価できるようになりました。
最近免疫の治療が多く実施されておりますが、それにより患者さんの病状
はとても良くなりました。しかし最終的には、自分の盤石な免疫力を作り上
げなければなりません。免疫細胞を生体内に置いたままで・・。
そこで免疫バランスを良好に保つために、
①病状に合わせて、できる限り歩いてください。
面倒と思ってはいけません。歩くことを習慣にしてください。もし外へ出れ
ないくらい病状の悪い場合は、家の中をうろうろ歩いてください。
それすらもできない場合は、ベッド上で手足や体を動かしください。
少しずつ辛抱強く行ってください。
②首や腰、手足の関節をマッサージして、血流を良くしてください。
急性炎症を起こしていないなら、原則温めてください。
③免疫細胞のエネルギー源であるグルタミン(アミノ酸)をサプリメントで
摂ってください。グルタミンであり、グルタミン酸ではありません。
④免疫に関与する材料として、タンパク質(大豆と魚、上述のグルタミンも
OK)、ビタミンC、カルシウム、ビタミンDを摂ってください。
⑤還元電子治療を極数選択「1」で片手足に行ってください。
できるだけ多く実行することがおすすめです。
丈夫な免疫力は、必ず自分を守ってくれます。
2014年7月21日12:54:00
No.625
7月19日(土)、春名伸司さんを講師の先生としてお招きし、当院の健康
講座を開催しました。春名さんはご自身が大きなご病気になられたことも
あり、その実体験には、とても説得力がありました。
聴講された方々は熱心に聞き入っていましたが、本当に素晴らしかった
ことは、春名さんの心で語る姿、ここに皆さんは感動したと思います。
病気のみならず、何かを成し遂げたいときは、こころが叶えてくれる!
そう春名さんは語ってくれました。
ご参加された80名の方は、きっと満足して帰られたことでしょう。
春名 伸司さんに心から感謝致します。
著書「末期ガンを乗り越え 100歳をめざす」ぱるす出版 株式会社
2014年7月12日17:19:00
No.624
どなたでも時々、体のだるさを自覚することがあります。
こんな時、体の中で何が起こっているのでしょうか?
殆どの場合、体に”炎症”が起こっています。
ですから、たとえば炎症を止めるお薬を飲みますと、大体は体のだるさが
消えてしまいます。
炎症が起こる理由は、二つあります。
一つは自律神経系の乱れによって、直に炎症を起こす場合と、末梢の血液
循環が悪くなるために炎症性物質が停滞する場合とがあります。
台風が来ると気圧が低いので、自律神経系が乱され、炎症が起こりやすく
なります。そのために台風の時期は、体がだるくなりやすいのです。
もう一つは、免疫バランスの乱れです。
免疫は免疫細胞によって作られます。免疫バランスが悪いと免疫細胞
から必要以上に炎症性物質が出ます。
実は免疫は、自律神経の支配を受けています。自律神経系の長期的な
乱れは、免疫バランスの乱れをもたらし、持続的な炎症を起こすことに
つながります。
炎症は、体のだるさを引き起こしますが、炎症の本当の怖さは病気の細胞
を増やすことです。すでに病気の人は、病気が重症化するのです。
自律神経バランスを維持するために、食品ではギャバ(ガンマーアミノ酪
酸)を、免疫バランスを維持するためにグルタミン(アミノ酸の一種)を
摂って下さい。
また還元電子治療は両者のバランスを回復させるのに、とても重要です。
一日4回ほど行ってください。それ以上なら、なおさら良いです。
2014年7月8日13:40:00
No.623
抗がん剤治療に放射線治療、免疫治療に還元電子治療、こんなに沢山の
治療を行っているのに、癌のマーカー(血液検査の数値)は何故改善しない
のか? ときおり、そんなお話が聞こえてきます。
それは、沢山の治療を併用していること、そのことに治るという期待感を
持っているためと思います。
しかし病気が治るためには、自分で病気を防ぐ力、→自己防御力を回復
すること以外にありません。
沢山の治療を重ねるのは構いません。しかし、それらが、自己防御力を
回復することにつながり、結果的に3.3以上の評価になるようにしなけれ
ばなりません。そして、その力を維持しなければなりません。
そうやって病気を治癒(ちゆ)に導くことができます。
逆にいえば、自己防御力が目標値に達するまでは、何度でも病気は出よう
とします。また悪いままの状態がず~と続きます。
そのことを最初から承知して頂いて、治療に臨んでください。
目標を見失わないなら、途中経過に惑わされることなく進めるはずです。
自己防御力について、現在の自分の位置を確認するために是非とも
”自己防御力診断”を受けましょう。
2014年7月3日18:29:00
No.622
もうだめだ!ときめつけているのは、自分のこころです。
本当は、まだ十分に回復できる能力を持っているのに、こころがくじけて
いることが多いのです。
病気になるまでの準備期間に、20年かかったとしたら、半年、1年、2年
の治療は、まだまだ短い期間と思います。
ゆっくりと焦らず、のんびりと治療してください。
ところで、もうだめだ!、と思ってしまうときのこころは、どんなこころか?
と考えますと、それは当てのない気持ちです。
なんで治らないんだろう、どうすれば治るのか!
治るという方向性に、全く見当がつかないのです。
それが、もうだめだ!という気持ちに落ちてしまう理由です。
たとえ治癒に時間がかかるとしても、自分は治れる道を歩いていると
分かれば、辛抱強く治療できるに違いありません。
病気から抜け出すには、病気が寄ってこない体になるしかありません。
それは自分で病気の根を抜くことであり、丈夫な”自己防御力”を身に
つけることです。
私はその目的で、還元電子治療を繰り返し、何度も、辛抱強く行います。
自己防御力評価が合格点(3.3以上)に達するまで・・・。
2014年7月2日18:07:00
No.621
人の体が病気になるところは、”細胞”です。
しかし日常的に細胞が病気になる機会はとても多いです。
もし細胞が病気になれば、それを切っ掛けに病気の細胞はどんどん
増えていきます。丁度、みかん箱の中に一個だけ傷んだみかんがあると、
やがて周りのみかんも全部傷んでいくと同じように・・・。
そこで病気の細胞が増えると、本当に病気になってしまいますので、
それを阻止するために免疫システムがあります。
多くの方がご存知なのは、病気の細胞を除去するシステムです。
特に免疫細胞が癌細胞を攻撃することは、とても有名な話です。
しかしそれと同等以上に大事なのが、コラーゲンによる病気の細胞を
封じ込めるシステムです。
コラーゲンというと、免疫システムと関係ないと思われるかもしれません。
しかし免疫が元気に働かないとコラーゲンはできないのです。
いずれにしても免疫力を十分丈夫にしておくことで、大半の病気から
逃れられるのです。
それで私は、免疫を丈夫にするために”還元電子治療”を用いています。
免疫がとくに弱い方は、1日に5回以上チャレンジしてください。