2014年7月12日17:19:00
No.624
どなたでも時々、体のだるさを自覚することがあります。
こんな時、体の中で何が起こっているのでしょうか?
殆どの場合、体に”炎症”が起こっています。
ですから、たとえば炎症を止めるお薬を飲みますと、大体は体のだるさが
消えてしまいます。
炎症が起こる理由は、二つあります。
一つは自律神経系の乱れによって、直に炎症を起こす場合と、末梢の血液
循環が悪くなるために炎症性物質が停滞する場合とがあります。
台風が来ると気圧が低いので、自律神経系が乱され、炎症が起こりやすく
なります。そのために台風の時期は、体がだるくなりやすいのです。
もう一つは、免疫バランスの乱れです。
免疫は免疫細胞によって作られます。免疫バランスが悪いと免疫細胞
から必要以上に炎症性物質が出ます。
実は免疫は、自律神経の支配を受けています。自律神経系の長期的な
乱れは、免疫バランスの乱れをもたらし、持続的な炎症を起こすことに
つながります。
炎症は、体のだるさを引き起こしますが、炎症の本当の怖さは病気の細胞
を増やすことです。すでに病気の人は、病気が重症化するのです。
自律神経バランスを維持するために、食品ではギャバ(ガンマーアミノ酪
酸)を、免疫バランスを維持するためにグルタミン(アミノ酸の一種)を
摂って下さい。
また還元電子治療は両者のバランスを回復させるのに、とても重要です。
一日4回ほど行ってください。それ以上なら、なおさら良いです。