2013年10月22日22:44:00
No.594
自己防御力の考え方が重要です。
これは「自分に病気が出ないようにする力」のことです。
多くの方は、お若い人の自己防御力は、ご高齢の人よりもはるかに丈夫
と思っております。なぜならお若い人の方が、明らかに病気が少ないから
です。さぞかしお若い方の自己防御力が丈夫なんだろうと・・・。
しかし、実際に自己防御力を調べていて分かることですが、お若い方と
ご高齢の方の差は無いに等しいです。ご高齢の方でも良い人も悪い人
も様々です。
実は自己防御力というのは、病気の根を診ています。たとえ根があって
も、すぐに幹にまで成長するわけではありません。
では本格的に病気になるまでには、いったい何が関与しているかと言え
ば、もちろん第一は”自己防御力の程度”です。
お若い方ても、ご高齢の方でも、自己防御力が著しく低下しているほど、
病気は出やすくなります。
その他に重要なことは”時間と気持ち”です。
すなわち自己防御力の低下した状態が、何年続いているか?が重要で
す。これこそが、ご高齢の方に病気が多いという決定的な理由です。
ところが、同じ自己防御力の程度で、かつ同じ年数が経過しているのに
病気の出方が遅い場合があります。それに関与しているのが「気持ち」
です。生き抜くための強い信念は、病気の出方を遅くするのです。
まとめですが、
自己防御力が弱いほど、年数が経過するほど、気持ちが弱いほど
病気の出方は早くなります。
年数はどうすることもできませんが、自己防御力と気持ちは何とかでき
ます。いえ、何とかしなければなりません。さもないと病気の姿になって
しまいます。