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2011年2月1日12:32:00
私、1959年2月1日うまれです。
気が付けば本日52歳になりました。正直のところ時間がアッ!というまに
経ちまして、本当に人生のはやさに驚いています。
今年は全国で大雪が観測されていますが、私が生まれた網走の山奥もとっても
寒く雪も多いところでした。
玄関戸を引き開けると、それでも目の前に壁があるのです。雪の!
除雪はそう簡単ではないので、スキーをはいて学校へ行くこともしばしば。
大雪が降ったときには、学校休みになるのを期待していましたね。
学校は嫌いではありませんでしたが、とにかく寒いので家から出たくありません。
勉強はさっぱりしませんでした。昼休みに校庭で力いっぱい遊ぶので、昼から
の授業は多分寝てたのは確かです。
小学校と中学校が同じ校舎でしたので、勉強のしない生活は中学へ行っても
同じでした。でも本当に自然を満喫してました。
家は農家でしたが、まわりの子もみんな農家でしたので、暮らしがいやだと
思ったことはありません。
ある時驚いたことは、親戚のところにいったら、お風呂が楕円形の美しい木の
風呂で、とても明るい室内なのです。
わが家は?と思ったとき、お風呂は外にあり、古びた鉄製の釜風呂で、しかも
明かりはろうそくで室内は暗く、脱衣場はござが敷いてあるお粗末なもので
した。冬には洗髪した髪が外を歩いてくる間に凍り付いてしまいます。
あぁ!うちはひっとして貧乏なのだ、と気づきました。
でもどんなに遠くに出かけても、わらぶき屋根のわが家が、やっぱりわが家
なのです。帰るところは必ずそこなのです。
そこで学んだ生き様が今の私を作ってくれました。