2014年6月16日07:17:00
No.618
いろんな病気を持つ患者さん、その患者さんの病気が明らかに改善した姿
、それこそがまさしく”エビデンス”じゃないですか。
その言葉を聞いて、一瞬驚きました。
しかし、なるほど、それは的を得た話です。
統計学的にきちんと有意差の出されたもの、それを示すことも大事ですが
、何よりも患者さんの病気がよくなり、喜んでもらえること、それを忘れては
なりません。
もちろん病気が良くなるものなら、それなりのエビデンスも揃うことでしょう
が、エビデンスを揃えることが大事とはいえません。
そう教えて下さった方は、病気はエビデンスで治すのではなく、病(やまい)
は気(こころ)で治す、そう言いたかったのでしょう。
まったく頭が下がります。
それを教えてくださったのは、昨日の講演の主催者さんでした。
心から感謝致します。