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2012年7月29日07:46:00
小学校の修学旅行ともなると、もう40年以上も前になります。
でも何故か、そこそこ覚えているものですね。
つい最近のことは覚えていないのに・・・(ちょと危ないかも知れません。)
定番の枕投げもよく覚えてます。そして先生に怒られたことも。
段々寝る時刻になったころ、一人の同級生の子がお腹が痛いらしいと
聞きました。何か食べ物でも中ったかと思いました。
その子の様子をききながら、
担任の先生もどうしようか、こうしようかと思案しているようでした。
その内お薬らしきものをもってきて、コップで飲ませておりました。
それがとても良く効いたらしく、そのまま朝まで何事も無く眠れたようです。
でもどうも後になって伝わってくる話から、宿の美味しいお水だったとか?
先生は分かっておられたのです。
わずか数日とはいえ、親元離れて、家族以外の人と旅行すること、
そのことの子供の心の内を。
子供の不安、心細さ、そんな心を見抜いて、たった一杯の宿の美味しい水
を差し出したのです。
きっとその子は、これ以上ないくらいの安心感につつまれたことでしょう。
お薬を飲んだという安心感、信頼する先生がもってきて飲ませてくれたと
いう安堵感、これがその子を救ったのです。
たとえその時飲んだお薬が水であったとしても、お薬と思う気持ちになった
時点で、そのお水は立派なお薬に違いありません。
お医者さんとは何ぞやと思ったとき、私に少々できることと言えば、
そのことかも知れません。そう思って今日も出かけて行きます。