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2011年12月27日17:32:00
病気を治すとき、必ず病気の起こる根っこを診る必要があります。
単純ですが、
①病気がどうして起こるのか?
②病気が何処に起こるのか?
この二つの疑問が解ければ、それが病気の首根っこを診ていることになります。
①の病気がどうして起こるのか?はいいかえれば、私たちは普段どうして健康
でいられるのか、ときにどうして病気になるのかを旨く説明できればいいのです。
私たちは皆、生まれる前から既に”自分を病気にさせない力”を持っていると
解釈します。私はその力を「自己防御力」と名づけました。
それが十分な力なら健康でいられるし、それが貧弱な力なら病気になります。
そう考えるととってもすっきりします。
そして自己防御力を良くするかどうかは自分次第です。
つまり体を酷使すればするほど弱くなるし、
負担を掛けないようにすればするほど丈夫です。
あるいは体をそこそこ酷使したとしても、普段から体を手入れするなら
自己防御力は丈夫でいけます。
もし自己防御力が貧弱だとして、その結果病気になるとして、
②の病気は何処に起こるのか?については、
病気は必ず”血液循環の悪いところ”に起こります。
じゃ、その目安は?
それは筋肉の凝りの著しいところ、または、その周辺です。
私たちは自己防御力を丈夫にし、全身の血行を良くしておいたら
病気にならないのです。既に病気なら尚更その考え方が大事です。
私の診療では、患者さんにはそのことしか言わないのです。