[ テーマ: ブログ ]
2011年12月12日21:26:00
このところ患者さんを診ていて思います。
なんと気持ちが強いのだろうか!と。いや、強くなったのだろうかと。
数ヶ月前までは、とても元気がなく、今にも倒れそうに診えたのに。
今は本当に強くなりました。
最近では患者さんから励まされます。
「先生、大丈夫ですか!元気出してください!」
今では患者さんが立派な私のドクターです。
たとえ大変な病気を持っていても、気持ちがしっかりしますと、
そして明るく元気はつらつになると、
本当に病気は動かなくなるのです。
考えてみれば、病気になることを当たり前に思っていますが、
どうして病気が存在するのか不思議です。
それを病気が出て当たり前とするなら、
病気が治るのも、本当は驚くことではないはずです。
ただ私たちは、病気が治ることになれていないだけです。
もし病気が、ああ、こうすれば治ると分かったら、
きっと大変な病気が治っても驚かなくなるでしょう。
病気を治す最大の武器は”私は絶対良くなるんだー、という気持ち”です。
今も昔も病気の治す原点にいささかの違いもありません。