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2010年11月1日18:23:00
もし病気が出たら誰でもそれを治したいと思うはずです。例えばそれがアトピー
性皮膚炎だったらアレルギー科か皮膚科で治療されます。多くの医療機関では
その治療として行っているのが100%対症療法です。今まさに目に飛び込んで
くる病状に着目してステロイド剤や抗アレルギー剤、免疫抑制剤による治療がな
されます。本当だったらそれで治療は完了してしまうのですが・・・・。実際は何度
も何度も病状が再燃します。確かに目の前にある病状の治療はそれでいいので
しょうが、病気を起こすに至った病気の根っこなるものは、全く治療されていま
せん。ですから病気の根があるうちは何度でも病気は生えてきます。この根っこ
に対する治療を根元(根元)の治療といいます。私が考える治療は対症療法
30%、根元の治療70%です。全ての病気についてそうですが、治療する時は
必ず目の前に見えている病状と、目には見えないけど病気の根っこになっている
部分と一緒に治療しなければなりません。