2015年11月29日23:04:34
No.668
もし病気と診断されたら、それは下り坂を走る機関車のようなものです。
惰性がついてしまい、なかなか止められない状態です。
例えば糖尿病があって、治療用の薬を飲むと、直ぐ血糖値は下がります。
しかし、それは機関車にブレーキを掛けてスピードを落としただけであり、
機関車は決して止まっていません。したがって糖尿病にからむ症状は、
止まることなく進行します。多くの例で数字をよくするために、段々と薬の量
を増やし、また手足のしびれや、全身の動脈硬化症、白内障、足の壊疽など
も起こってきます。
もし病気を十分に治したいなら、治療のための時間を十分に取ってください。
そして、できるだけ早く病気を完治させて下さい。中途半端に治療しても
病気には惰性がついていて、病気という機関車は動いたままです。
大変でしょうが、治療に集中しましょう。