2018年11月24日22:16:43
No.789
最近、ご高齢の方の転倒事故が多くなっています。
また脳出血や脳梗塞も多くなっています。
特に夜中トイレに行くとき、または朝方の起床時に発生しています。
原因はいくつかありますが、はやり気候の変化が大きいです。
気圧が下がり、気温が下がり、湿度が下がり、この3つの低下が
体調を悪くします。
とりわけ湿度の低下は、身体の静電気帯電が多くなり、交感神経の
緊張を強くします。
そして交感神経による血管の収縮に加え、その後に続く筋肉の凝り
が血管を圧迫し、ますます血行障害を起こします。
首や肩、背中の凝りは脳への血流を悪く、立ち眩みの原因に
なります。
また交感神経の緊張や筋肉の凝りは、血の粘りを強くしますので、
血圧の上昇に伴って脳出血や脳梗塞を引き起こします。
足腰の筋肉の凝りは、起立歩行時に踏ん張りがきかず、やはり転倒
の原因になります。
対策ですが、身体の保温(入浴、足湯、カイロの貼付)、水分摂取、
加湿して室内の湿度を60%にします。
手持ちにイオン発生器がある場合は常時稼働して下さい。静電気を
消すには優れています。
還元電子治療を行っている方は、1日に何度でも実施して下さい。
静電気の除去、凝りの解消、血液の粘りの改善、交感神経の緊張
の解消に極めて有効です。
そのようなお話を含め、12月1日(土)堀口医院健康講座を開催
します。今年はこれが最後の健康講座になります。
お時間がある方は、どうぞご参加下さい。