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2013年1月1日17:38:00
平成25年がスタート致しました。どうぞ宜しくお願いします。
大勢の方にお世話になってきました「根元(ねもと)の医療」も
本格的に臨床現場で普及し始める年、そう考えてこれまで準備してきました。
決して世の中をアッと言わせるような医療ではありません。
バカバカしいくらい当たり前の医療です。
間違っても何処かの○○賞を頂戴できるような高級な内容ではありません。
でもこの「根元の医療」の考え方がなければ、今まで以上の病気の回復は
困難であります。 病気に至るには必ず病気を起こす理由、
いわゆる”病気の根っこ”があります。
それをそのままにしておけば、病気はず~と付きまとってきます。
だから絶対に抜き取らなければなりません。
そんなお話は成書にありません。
あえてそれらしい成書(教科書)があるとすれば、入学のときに習った
「医学概論」でしょうか。丁度ヒポクラテスが記載されているあたりでしょうか。
ヒポクラテスの教えにも出てくる言葉ですが、”炎症”の鎮静化が大事です。
病気の根を抜き取るとき、まず何から手をつけるべきか。
それは炎症を鎮めることです。
多くの医療関係者は”免疫”を注視しているのですが、
それは2番手です。
何故なら免疫に手を入れると、ときに炎症を惹起することがあるからです。
病気の根を抜く、すなわち”自己防御力”を高める作業は、
徹底して炎症を鎮めることから始めます。