2018年7月4日13:45:00
No.763
今までの診療の中で、大病がどんな時に多いかを考えてみると
大きなストレスを越えた後が多いと思います。
一番わかりやすいのは、長年勤めた会社を定年退職した後に
大病が出やすいです。
いわゆる大きなストレス、長年のストレスから解放されて、
やれやれ・・・、そう思って、ふっと気を抜いたときに多いのです。
だからといって、仕事を辞めないように、ということではありません。
気が張っているときは、ステロイドホルモンの影響で、身体に炎症が少
ないのです。少ないというより炎症を抑制しているのです。
ですから、大きなストレスを越えようとしたときは、ゆっくり休んで
ほしいのと、何らかの炎症を抑制する方法を加えてほしいのです。
自身のステロイドホルモンに代わるような何かを。
炎症を制する方法を見出した人は、とても元気に暮らせるでしょう。