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堀口 裕

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医社)健翔会 堀口医院

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癌の素地を抜く

2015年5月27日22:11:49

                                                                                         No.653

「あの抗がん剤は、さっぱり効かなかった。この抗がん剤も、それほど効か

ない気がする。もっと私の癌に効く抗がん剤はないものか?」

癌患者さんの多くからそんな声が聞こえてきます。

しかし、もし癌患者さんが自分の癌をすっかり治したい為に抗がん剤を探

しているなら、それを満足するような抗がん剤は、一生現れないかも知れ

ません。何故なら抗がん剤は、目に見えている癌をやっつけるには、最適な

治療法ですが、癌の生える素地(癌の根)を消す治療ではありませんから。

多くの癌は、抗がん剤で消しても消しても、また生える。それで癌患者さん

は自分には、この抗がん剤は効いていないと思うのです。

それは大きな勘違いです。抗がん剤は立派に役目を果たしています。

役目を果たしていないのは自分自身です。

癌の生える素地(癌の根)は、抗がん剤ではなく、自分で抜かなければ

なりません。そもそも癌になったのは自分に責任があります。

それは長きに亘って”癌を防ぐ力が足りなかった”という事実そのものです。

すなわち自己防御力の低下です。

自己防御力を回復するためには、とても長い時間を要します。そして大抵

の場合、その手技・手法は華やかさがなく、最先端医療などには全く縁の

ない、地味なものです。しかし自己防御力をしっかり育てたならば、今度は

そう簡単に癌の再発・転移はありません。

なぜなら、癌の生える素地を抜いたのですから。

還元電子治療もまた、そのためにつくられた手法なのです。